ニデック「品質不正は844件」調査報告書を発表 5月に製品品質不正の疑いが発覚 最も古い不正は2012年 役員が関与した事案も09月04日 18:54
京都市に本社を置く電子部品メーカー「ニデック」はことし5月に発覚した製品の品質不正の疑いについて、きょう=4日調査報告書を発表しました。
確認された品質不正は844件に上るということです。
【動画】ニデック・岸田光哉社長(4日の会見)

ことし5月、去年から問題になっていた不正会計に続き、製品の品質においても不正の疑いが明らかになったニデック。きょう=4日、調査委員会が、調査結果を公表しました。
調査で確認された品質不正は、最も古いもので2012年に起きていて、顧客の承認を経ない設計変更など、あわせて844件に上ります。
その中には、役員や拠点長が関与したり、リコールの可能性があったりする「重要品質事案」も60件含まれていました。
調査委員長の伊丹俊彦弁護士は会見で「会計不正問題に続き、製造業の根幹に関わる品質保証の領域において、この規模の不適切行為が明らかになったことは極めて重大だ」と指摘しました。
ニデックの岸田光哉社長は謝罪したうえで、「製品の安全性に影響のあるものは確認できていない。製品の機能については、顧客と協議しているものが2件ある」と明らかにしました。