伊丹空港 午後9時過ぎる離着陸の制限を厳格化 遅延便は増加傾向にあり昨年度は144便と過去最多 08月20日 15:53
伊丹空港で運用時間の午後9時を過ぎる遅延便の増加を受け、離着陸の制限を厳格化する取り組みが行われていたことがわかりました。 市街地に近い伊丹空港は、騒音対策のため、運用時間が午前7時から午後9時までとなっていますが、悪天候や空域の混雑などやむをえない場合に限ってその後も離着陸が認められています。 伊丹空港を運営する関西エアポートによると悪天候に伴う着陸の順番待ちなどで午後9時を過ぎる遅延便は近年、増加傾向にあり、昨年度は144便と過去最多にりました。 このため関西エアポートが、先月から運用時間を過ぎる離着陸の制限を厳格化する取り組みを行っていたことがわかりました。 例えば、伊丹へ向かう便が離陸した時点で到着予定時刻が午後9時以降であれば着陸が制限されるほか、伊丹発の便も航空機のドアを閉める時刻が午後8時45分を過ぎる場合は離陸できないなどの時間に関する取り決めを強化したということです。 今後、伊丹空港に降りられず24時間運用の関西空港に到着地を変更するケースが発生するなど利用者への影響が広がる可能性もあります。 関西エアポートは「周辺地域との共生を前提としつつ、利用者への影響が最小限になるよう運用していきたい」と説明しています。