「私たちを巻き込むな」高市総理周辺が福岡県議会“ドン”蔵内議長発言に“大激怒”と青山和弘氏が内幕解説 直接発言なかったのに「『頑張れ』というような目で見ていただいた」と蔵内氏 来年の統一地方選に影響も08月19日 18:40
金銭授受疑惑で揺れる福岡県議会をめぐり、永田町では高市総理周辺が"大激怒"しているといいます。
19日放送の関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」では、政治ジャーナリストの青山和弘氏が出演。
「高市総理周辺は『私たちを巻き込むな』と大激怒している」と、内情を解説しました。
■ 蔵内議長が突然「議長職の辞任意向」を表明
福岡県議会では議長ポストをめぐる金銭授受疑惑が問題となっており、“県議会のドン”と呼ばれる蔵内勇夫議長が17日、9月議会をめどに「議長職」を辞任する意向を示しました。
この問題について、永田町では高市総理周辺が"大激怒"していると青山氏は話します。
発端となったのは、7月23日に行われた高市総理と全国の都道府県議会の議長たちとの懇談会です。
■ 総理と議長らの懇談会で何が?
この懇談会で、高市総理は長テーブルの正面に「全国都道府県議会議長会」の会長として座る蔵内議長の方を見つめていました。
懇談会後、蔵内議長は取材に対してこう語りました。
【蔵内勇夫議長】「『頑張れ』というような目で見ていただいたと思います」
記者が「直接な発言はなかったか」と重ねて問うと、蔵内議長は「ございません」と答えました。
■ 「私たちを巻き込むな」 官邸サイドの本音
この発言が、官邸サイドの激しい反発を招いたと言います。
【青山和弘氏】「総理周辺は『私たちを巻き込むな』と。福岡県議会の問題は自民党の問題ですが、政治とカネを巡る不信感が国会や他の都道府県議会に波及しないよう、いま距離を置いて見守っている状況です。何とか自分たちで処理してほしいと思っている。
ところが、蔵内議長が『頑張れという目で見ていただいた』と、まるで『高市総理が自分のことを応援してくれている』というようなことを言ったので、『なぜ、自分たちが(蔵内議長を)応援しなければいけないのか?』と。
高市さん本人も同じ思いだと思います。周辺はもう大激怒しています」
■ 来年の統一地方選挙への影響も?
官邸サイドがこの問題を深刻に受け止める背景には、来年の統一地方選挙への影響が出てくる可能性もあると青山氏は指摘します。
【青山和弘氏】「このまま放っておくと、来年の統一地方選挙に大きな影響が出てくる可能性もある。それは高市政権の行方も左右しかねないので、いま、戦々恐々としている状況です」
疑惑の全容が明らかにされないまま議長辞任という形で幕引きが図られようとしている一方、永田町で波紋が広がり続けているようです。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年8月19日放送)