「大きな驚きと深い戸惑い」と両親 「わたしは死ねばいい」いじめ被害訴えるノートに教師が「花丸」巡る民事裁判 両親側の訴え棄却 両親側弁護士「先生が言ったことがそのまま事実認定。納得できない」07月16日 18:29
奈良市の小学校で女子児童が「いじめ被害」を訴えるノートに担任が“花丸”をつけたことなどから、両親らが市を訴えた裁判。 奈良地裁はきょう=16日、両親側の訴えを退けました。 【原告側・松田真紀弁護士】「学校の先生が言ったことがそのまま事実として認定されてそれに従った判断がされた。我々は納得ができていません」 訴状などによると、奈良市の女子児童(当時)は、2021年から約2年間にわたり、同級生から足を蹴られるなどのいじめを受けましたが、詳しい調査は行われず、「適応障害」と診断されました。 女子児童は担任に「わたしは死ねばいいのに」と書いた、いじめを訴えるノートを提出しましたが、担任は花丸をつけたうえ、「You can do it!!」などとコメントをしたとされています。 両親らはいじめに対する学校の対応が適切ではなかったなどとして、市に約250万円の損害賠償を求めて提訴していました。 【女子児童の両親】「先生たちが組織として自分たちの非を認めないために、色んなことを繰り出してきて、不信感が増す一方でした。 『これ以上娘を苦しめないでほしい』という気持ちで(訴えを)起こしたけれども、もっと苦しめてしまってるのではと思います」 16日の判決で、奈良地裁の和田健裁判長は「担任は女子児童との対話を通じて、深刻な希死念慮までないことを確認していて、違法行為とは認められない」などとして、両親側の訴えを退けました。 判決を受けて両親は、「大きな驚きと深い戸惑いを感じています」とコメントしています。