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具はなくても自信あり!物価高の救世主「○○なしグルメ」 『具なしラーメン』『タコなしたこ焼き』まで 店主のこだわりと思いが詰まった「引き算グルメ」07月12日 12:00

2026年6月、コンビニ大手セブンイレブンが「海苔なしおにぎり」を発売しました。 海苔を省き、パッケージもシンプルに変更することでコストダウンを実現。 さらにスーパーのイオンでは去年から「具材なし焼きそば」を販売し、予想の10倍も売れるヒット商品になったといいます。 物価高の時代に何かを「削る」ことで生まれる新しいグルメ。 関西の街にも、そんな「○○なしグルメ」を提供するお店があると聞き、「newsランナー」の秦令欧奈アナウンサーが直撃取材に向かいました。 ■1杯400円 神戸市の「○○なしラーメン」

まずやってきたのは、神戸市灘区にある「らーめん笑顔」です。 お店の人気メニューは、鶏ガラで取ったシンプルな醤油ラーメン650円と、わずか400円の焼き飯。 物価高のこのご時世、すでに十分すぎるほど激安です。 注文してから間もなく、ラーメンが出てきました。スープと麺だけ。チャーシューもなし、もやしもなし、メンマもなし。 そう、「具なしラーメン」がなんと1杯400円で提供されているのです! ■「具がないからこそ分かる」ラーメンの味

【秦令欧奈アナウンサー】「ちょっと寂しいような気もしますけどね」 一口すすった秦アナ、表情がぱっと変わりました。 【秦令欧奈アナウンサー】「具がないからこそ、麺とスープに集中できるような気がしました」 もちろん具ありの方が人気ですが、ラーメン好きの玄人には具なしを好む人もいて、1日で10杯ほど売れるそうです。 塾に通う小・中・高生を応援する「学生応援チケット」も用意されていて、2000円で400円のラーメンが6杯分食べられるお得な仕組みになっています。 ラーメンの具はないけれど…「スープに自信と、笑顔あり!」 ■規格外でも味は一級品!大阪・北区の「訳ありパン」自販機

続いては大阪市北区へ。秦アナが見つけたのは、路上に置かれた不思議な装置でした。 【秦令欧奈アナウンサー】「珍しい自販機ですかね。自販機というよりは、ロッカーのようなものにパンが入っていて売られている。」 ここは関西に19店舗を展開する「A-1ベーカリー」の本社工場。 規格外になってしまったパンを袋詰めにして、毎朝このロッカーに補充。1袋200円で販売しているのです。 ■袋の中には4種類、7つものパンが!

秦アナも自腹で1袋購入。袋の中には4種類、7つものパンが入っており、まだ発売前の試作段階のドーナツまで。その総額はおよそ820円分でした。 担当者によると、1日に約100個、売り上げにして約2万円がこのロッカー1台から生まれているそうです。 訳ありだけど…「味に問題なし!」 ■創業70年の老舗が守り続ける「タコなしたこ焼き」

大阪市西成区にある、創業から約70年の老舗「一富久」。 運ばれてきたのは、見た目は普通のたこ焼き。しかし秦アナが箸を入れてみると…。 【秦令欧奈アナウンサー】「タコなし、たこ焼きってことですか?」 ネギと紅生姜だけが入ったこの「タコなしたこ焼き」は、なんと14個で650円。 始まりは20年以上も前のこと。タコを食べられない子どもや、タコアレルギーの方のために作ったのがきっかけだったそうです。 1日の注文は4〜5人分とそれほど多くはありませんが、こだわりの出汁を混ぜた生地には自信があるため、タコなしでもしっかりおいしく味わえるのだとか。 さらに100円でおすましを注文すれば、明石焼き風にも楽しめます。秦アナも早速試してみました。 【秦令欧奈アナウンサー】「出汁のダブルパンチでめちゃくちゃおいしい!ダブルで出汁を感じられます」 タコはないけれど…「生地に自信あり!」 ■「なし」の中には、それぞれの「こだわり」と「思い」が 物価高が続く今、何かを「削る」ことで生まれる新しいグルメ。 しかしこの3店を取材して感じたのは、単に「節約」しているのではないということです。 スープに徹底的にこだわる神戸のラーメン店、規格外でも味は本物のパン工場直売、そして子どもたちのために守り続けてきた大阪の老舗店。 「なし」の中には、それぞれの「こだわり」と「思い」がぎっしり詰まっていました。 物価高の波に揺れるこの時代、こんな「○○なしグルメ」を選択肢の一つとして試してみてはいかがでしょうか? (関西テレビ「newsランナー」 2026年7月10日放送)

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