「川に飛び込んでいる人たちが見えて、1人が対岸まで泳ぎ切った」幅約90mの大川を泳いで渡り…愛知県警捜査員が声かけようとした10代男が”逃走” 1日経った現場付近は…07月07日 18:19
6日午後4時20分ごろ、大阪府警にかかってきた110番通報。
「男が逃走している」
通報したのは愛知県警の捜査員で、現場は大阪市都島区の大阪拘置所付近でした。
■捜査員が声をかけようとしたところ大阪の大川に…
警察によると通報の少し前、愛知県警の捜査員が拘置所に面会に来たとみられる10代の男に対し、任意同行を求めて声をかけようとしました。
しかし男はその場から逃走。
そして、近くの川に飛び込んだのです。
川は大阪拘置所のすぐ西側を流れる「大川」で、幅はおよそ90メートル。
男は川を渡り切り、対岸の大阪市北区に入ったということです。
逃げる男を見たという人は、「最初に川に飛び込んでいる人たちが見えて、1人が対岸まで泳ぎ切ったんですけど、警察の人も飛び込んだ。警察の人も泳ぎきって向こう側にいったんですけど、男の方が早かったので、先に向こうの団地の方に逃げて行ったのを見ました」と。
そして近くに住む人は「(パトカーから)お巡りさん出てきて、バーッと川沿いの方に広がって、(警察が)凄い形相で走ってはったからね」と証言します。
男はその後、別の人物が運転する車に乗って逃走したとみられ、いまも行方は分かっていません。
■男は愛県警の捜査対象 組織犯罪関与の疑いで逮捕状も
一体、男はなぜ愛知県警の捜査対象となっていたのか。
捜査関係者によると、男は組織犯罪に関与していたとみられ逮捕状も出ていたということです。
また、愛知県警は6日夕方の段階では男について「外国籍」としていましたが、その後「日本国籍」だったと訂正しています。
■逃走からまる1日が経過した現場付近の公園には親子連れの姿 当時の男と警察官の行動は…
関西テレビの秦令欧奈アナウンサーが逃走からまる1日経過した状況を取材。
逃走とほぼ同時刻である7日午後5時ごろ、川沿いには公園があり遊ぶ子供も少なくない、人通りも少なくない地域です。
男は拘置所に面会に来ていたとみられますが、捜査員が任意で事情聴取するために声をかけようとしたところ、男は気づいたのか、振り切るように逃げ、公園を横断して大川に。
公園と川の間には柵があり、1mぐらいはありますが、目撃情報によると、男が飛び込んで、そのあとを警察官が1人飛び込む、そして別の警察官が接岸されている船に行き「貸してほしい」と言ったそうですが、男や警察官をひいてしまう恐れもあり難しいと断られたということです。
■付近は警戒しつつも“普段通り”の生活 不安の声も
川の水深は1.5mから2.5mほど、ただ、6日は雨が降っていて、もっと深かったとみられます。
男は服をきたまま3分ほどで大川を渡り、対岸の船着場から公園にあがって、第三者が運転する車で逃げたということです。
対岸には中学校や保育園もありますが、警戒はしつつ普段通りに過ごしているということです。
また、公園で子供と一緒にいた保護者に話を聞くと、「怖い、子供から目は放せない」という声が聞かれました。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年7月7日放送)