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【速報】日野町事件の裁判のやり直し=“再審”で検察が「有罪の主張・立証をしない」方針を明らかに 服役中に死亡した男性の無罪の公算大06月19日 12:50

滋賀県日野町で42年前に起きた強盗殺人事件で、服役中に死亡した男性の「再審」=やり直しの裁判で、検察が男性の有罪主張・立証をしないことを、男性の遺族の弁護団が明らかにしました。 これにより、死亡した男性に再審で「無罪」が言い渡される公算が、大きくなりました。 阪原弘さんは、1984年に日野町で起きた強盗殺人事件で無期懲役の刑が確定し、服役中に病死しました。 その後、阪原さんの遺族が再審請求を行い、ことし2月「再審」=裁判のやり直しが開かれることが決まりました。 2月の決定で、最高裁は阪原さんの犯人性を認めるうえで重視した「金庫の発見場所」へ案内したとされる捜査の信用性に疑問が残り、これを前提とした有罪判決は維持しがたいと指摘。 加えて、阪原さんのアリバイの主張についても、虚偽と認めるには合理的な疑いが残るなどとして「無罪を言い渡すべきことが明かな新証拠がある」と判断しました。 その後、再審に向けてことし3月から阪原さんの遺族・検察・裁判所の三者による協議が始まり、遺族は検察に対し有罪立証をしないよう申し入れていました。 滋賀県警が担当した事件で2件目の「再審」か 1件目の再審で検察は当初有罪主張も「未送致の証拠」明らかになり事実上の断念

滋賀県では、東近江市の病院で患者が死亡したことをめぐり、殺人罪で12年間服役した元看護助手・西山美香さん(46)が再審で無罪が確定していて、阪原さんの再審が県内で2件目とみられます。 西山さんの再審でも、検察は当初有罪を主張する方針でしたが、その後一転して事実上断念。 当時捜査にあたった滋賀県警が、解剖した医師が「患者は痰が詰まり死亡した可能性がある」と指摘したことや、西山さんが逮捕前に殺害を否定していたことなど、重要な捜査資料を長年検察に送らず、隠していたことが発覚したのです。 しかし、滋賀県警が当時の捜査に問題がなかったとする姿勢を貫いたことから、西山さんは再審無罪が確定したあと、捜査機関の責任を追及するため滋賀県と国を提訴。 大津地裁は「重要な捜査資料を検察に送っていれば、有罪判決が変わっていた可能性がある」などとして滋賀県に賠償を命じ、判決が確定しています。 (検察の捜査の違法性は認められず、裁判は大阪高裁で継続中)

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