【速報】関西エアポート 2025年度の決算の純利益は402億円 前年度を上回り過去最高を更新 中国方面の便が約7割減少も韓国・台湾からの新たな需要取り込む06月12日 15:52
関西・伊丹・神戸の3つの空港を運営する関西エアポートは、ことし3月までの1年間の決算を発表し、最終的な利益である純利益が過去最高の402億円となったと明らかにしました。
関西エアポートは、去年4月~ことし3月までの1年間の決算をきょう=12日、公表しました。
それによると、営業収益は2713億円(前年度比+259億円)、最終的な利益である純利益は402億円(前年度比+34億円)となりました。
この1年間は中国による渡航自粛要請の影響があったものの、関西空港の国際線の旅客数が過去最高(2708万人)となったことに加え、去年4月に神戸空港で国際線の就航が始まるなどして、3つの空港の旅客数の合計が過去最高の5401万人となりました。
このように、インバウンドを中心に国際線の需要が増加したことや万博効果などが、売り上げを大きくけん引し、営業収益・純利益ともに過去最高を更新しました。
関西エアポートの山谷佳之社長は、2025年度の決算について「中国方面の減便は年が明けて約70%に至り大打撃ではあったが、韓国・台湾から多くの人が大阪・関西に来るなど、新たな需要で(下半期は)取り戻せた」と振り返りました。
そのうえで、2026年度の見通しについて「中東の問題が不透明で予測は難しいが、いまの需要状況であれば、中東の問題が悪化して厳しい状態になり、世界のエアラインが止まらない限りは利益は計上できる」と話しました。
一方、山谷社長の退任に伴い、今月29日付けで社長に就く予定の三上康章顧問は「不安定・不透明な国際情勢を受けてのスタートとなるが、中長期的に需要はさらに拡大する予測であり、我々にとっても成長機会があると思っている。これまでの挑戦と改革のマインドを引継ぎ、新たな需要を取り込んで3空港一体となって関西経済・国際交流を支える存在であるように進んでいければ」と意気込みを語りました。