海外出張中に過労死で亡くなった男性の遺族と勤務先が共同で「健康管理マニュアル」作成 遺族「改善重ね日本全体のスタンダードへ」と願い語る 国にもガイドラインの策定要望へ05月29日 18:07
海外出張中に男性が過労死で亡くなった事案をめぐり、遺族が息子の勤務先と作成した海外派遣者を対象とする健康管理マニュアルを公表しました。 上田優貴さん(当時27歳)は2021年、日立造船(現カナデビア)の社員として、タイへの海外出張中に精神障害を発症して自殺。 その3年後に労災認定されました。 遺族は、会社側と共に海外派遣者の健康管理などを規定するマニュアルの作成を進め、29日、共同会見で公表しました。 【息子を亡くした上田直美さん】「私はこのマニュアルをゴールではなくスタートラインだと思います。さらに改善を重ね、日本全体のスタンダードへと発展していくことを願っています」 マニュアルには海外派遣者に渡航前に健康診断を受けさせることや、海外派遣中も、日本の労働時間の規制を遵守する旨などが示されました。 遺族は今後、国にガイドラインの策定を求めていくということです。 (関西テレビ「newsランナー」 2026年5月29日放送)