ニデック「会社が直すべきものは風土、制度、プロセス」製品の品質において「不適切な行為」05月13日 18:56
不正な会計処理が明らかとなっている、京都市に本社を置くモーター大手「ニデック」は13日、会見を開き、製品の品質において「不適切な行為」の疑いが発覚したと発表しました。 【ニデック・岸田光哉社長】「現在の時点では約1000件を超える不適切行為の疑いが確認されております。会計不正問題に続き、多大なる心配とご迷惑をおかけしていることを心より深くお詫び申し上げます」 ニデックをめぐっては、純利益への影響がマイナス1607億円におよぶ不正な会計処理が第三者委員会の調査で発覚しています。 13日、東京都内で緊急記者会見を開き、家電、自動車向けなどの部品において、客に無断で部材や工程、設計を変更するなど品質不正の疑いが発覚したと明らかにしました。 Q品質不正の原因は業績目標のプレッシャーがあったのか? 【ニデック・岸田光哉社長】「会社が直すべきものは風土、制度、プロセスであると考えている。今回出てきた品質疑義もその方向性は全く変わらないと考えている。 根本原因は今後調査委員会で徹底調査していただきたいと考えている」 Q現場にも原価の低減といったプレッシャーがあったのか? 【ニデック・岸田光哉社長】「1000件強のうち96点7%が客の確認を得ない設計変更、その内容については、コストダウンを目的とした変更も含まれていると思う。そこも含めて調査委員会で正確に調査していきたい」 Q会計だけではない不正があったことが、上場維持するかの審査への影響は? 【ニデック・岸田光哉社長】「会計だけでない項目もでてきたことは非常に大きな影響があると重くとらえております」 【ニデック・岸田光哉社長】「現時点で製品の機能や安全性への影響は確認されていないということです」 ニデックは調査委員会を新たに設置し、ことし8月末をめどに再発防止策をまとめる方針です。 (関西テレビ「newsランナー」 2026年5月13日放送)