「井上尚弥さんを超えるために」アマ49戦無敗の18歳・藤木勇我選手 “モンスター”が認めたジャブでプロの世界へ04月29日 17:00
日本ボクシング史上最強と称される井上尚弥選手が絶賛する、大阪出身の18歳、藤木勇我(ゆうが)選手。今月13日、後楽園ホールで行われた公開プロテストに挑みました。
藤木選手が追いかけるのは、「モンスター」、井上選手の背中です。
■世界大会で金メダルを獲得 アマチュア49戦無敗。
藤木選手へのインタビューでは「井上尚弥さんを超えるためにボクシングをやっているので」と頼もしい言葉も聞かれました。
公開スパーリングでは、鋭いジャブを見せながら、2回にはタイミング抜群のカウンターで右ストレートをヒット。高い技術を見せ、プロテストを合格しました。
【公開スパークリング後の藤木選手】「自分のボクシングはまだまだこんなもんじゃないんで。デビュー戦までにしっかり仕上げたい。皆さん、会場まで見に来てください!」
3月まで高校生だった藤木選手は、世界大会で金メダルを獲得するなど、アマチュア49戦無敗。
アマチュア最高峰の全日本選手権では、高校生ながら決勝戦で社会人王者を圧倒。
初出場で初優勝を果たしました。
■井上尚弥選手もSNSで絶賛
この快挙にモンスター・井上選手もSNSで反応
【井上尚弥SNS】「スーパー高校生 藤木勇我 高校生で全日本選手権優勝 やっぱり強い!!要チェックだ」
その井上選手からは、期待を込めてこんなものが…
■井上尚弥選手からもらったグローブでリングに
【藤木選手】「これは尚弥さんがくださったグローブなので、ずっと使っています。嬉しかったですね、もらったときは」
憧れを力に変えます。
小学1年生でボクシングを始めたきっかけは、元プロボクサーの父・直樹さんでした。
【父・直樹さん】「僕がトレーナーをしとって、ジムが遊び場みたいな感じ。小さい時は運動神経はいい方やったけどよく泣いてた。スパーリング中も(泣いてた)こいつどうなるんやろって。立派に育ったなと」
■ボクシングを始めたきかっけは「お父さんと遊びたかったから」
最初は「お父さんと遊びたくて」始めたというボクシング。気づけばのめり込み、父と二人三脚で、プロへの道を歩み始めました。
【藤木選手】「(父は)思ったことを言ってくれる。その面では良いトレーナー。お父さんは(ボクシングは)楽しんでやれって感じなのであまり負けることも考えずにやれていますね」
そんな藤木選手が父と磨いてきた”武器”があります。
【藤木選手】「ジャブです!やっぱり自分はジャブが入り出してリズムに乗っていくタイプなので。ジャブはどの選手にも当たらなかったことはないので、試合でジャブは自信もって打ってますね」
【父・直樹さん】「左(ジャブ)は大事やぞと常に小さい時からずっと教えてきた」
■「強い相手としかやりたくない」
実は井上選手もこの「ジャブ」で世界を席巻。
その王者・井上選手から「ジャブいいね」と言われたことが、大きな自信につながっているといいます。
デビュー戦は6月10日に決まった藤木選手。
「強い相手としかやりたくない。そこを乗り越えて勝っていって、まずは世界チャンピオンになることを目標にがんばります」
プロの世界で見据える未来はすでに明確です。
(関西テレビ「newsランナー」2026年4月27日放送)