JR福知山線の脱線事故から21年 107人犠牲の現場で祈り続く 「あの日からずっと止まっている状態…」癒えぬ傷と向き合う遺族ら 事故車両保存施設の公開には賛否の声04月25日 12:26
107人が死亡したJR福知山線の脱線事故からきょう=25日で21年です。 兵庫県尼崎市の事故現場では追悼慰霊式が開かれました。 事故現場の跡に整備された『祈りの杜』には、25日朝から遺族などが集まり祈りを捧げました 2005年4月25日、JR福知山線の快速列車が脱線し、マンションに衝突しました。 この事故で乗客106人と運転士が死亡し、562人が重軽傷を負いました。 きょう=25日、事故が発生した午前9時18分ごろには列車がこの場所をスピードを落として通過しました。 【母を亡くした尾形麗さん】「4月の25日というのは一般的に見れば何気ない普通の日かもしれないですけど」「母からすると、あの日からずっと止まっている状態なんで」 JR西日本は2025年、事故車両を保存する施設を整備しました。 事故車両が陳列されているほか、事故直後の現場の様子が再現されています。 その内容に改善の余地があると感じる人、一般公開を望む人、望まない人、まだ足を 運ぶことができない人。 21年が経とうとも、遺族や負傷者らの想いはさまざまで、心の傷が完全に癒えることはありません。 こうした想いにどう向き合っていくのか、JR西日本は問われ続けています。