“北海道物産展”も“デパ地下”も“ショーウィンドー”もすべて「高島屋」発祥だった!創業から195年「憧れの百貨店」として愛される理由に迫る 美しきデパ地下スイーツに絶品グルメも【大東駿介てくてく学】03月28日 10:00
俳優の大東駿介さんが、訪れた街のうんちくや、まだ地元住民にも知られていないような魅力を探す「発見!てくてく学」。
今回訪れたのは、南海なんば駅に直結する高島屋大阪店です。
南海線沿線で育ったという大東駿介さんにとって、高島屋は幼い頃からの特別な場所。
【大東駿介さん】「屋上に遊園地ありましたよね。それの思い出がめちゃくちゃある。高島屋って高島屋やもんな~」
今回は高島島屋が「憧れの百貨店になった理由」を学びます!
■創業195年「初めて」を積み重ねた百貨店
高島屋は今年で創業から195年!1831年(天保2年)に誕生しました。
元々は古着木綿商として京都で創業しました。その後、呉服店として大きな成功を収め、1922年からは大型百貨店へと姿を変えました。
「高島屋大阪店」は1930年にオープンしました。
地上9階・地下1階のフロアに、は高級ブランド品からお手頃なデパ地下グルメまで、幅広いジャンルの名店が集まっています。
広報の袁正記さんによると、高島屋大阪店の最大の特徴は「初めての連続」だといいます。
【広報・袁さん】「例えばなんですけど、ショーウィンドーあるじゃないですか。日本で初めてやったのが高島屋なんですよ」
今では街中のどこでも見かけるショーウィンドーも、まだ呉服店だった時代の高島屋が1896年(明治29年)に日本で最初に取り入れたものだったのです。
■「日本のデパートの基礎は高島屋が作った」と大東さん驚き
4代目の飯田新七氏は1889年(明治22年)、欧米視察へ赴き、いち早く西洋の技術や文化を積極的に取り入れていました。
高級感のあるつくりが特徴の高島屋ですが、2009年には東京・日本橋の店舗が百貨店建築としては初めて国の重要文化財に指定されました。
ほかにも、今の100円ショップの始まりとされる「10銭均一」販売を実施したり、百貨店として初めて全館に冷暖房を完備したりと、新たなチャレンジを積み重ねてきた歴史があります。
【大東駿介さん】「日本のデパートの基礎は高島屋が最初に作ってるんですね」
■昔の“常識”を変えた高島屋
続いて大東さんは、地下1階の「デパ地下」へ向かいます。
高島屋大阪店の地下1階には惣菜からスイーツまでおよそ100店舗が集まり、常にお客さんで賑わっています。
なんと、このデパ地下を最初に始めたのも高島屋だといわれています。
当時は惣菜店、菓子店が並んでいるのではなく、市場でした。
さらに驚くべき事実が…
【広報・袁さん】「当時は百貨店って靴を履いて上がれなかったんです。脱いで入らなければいけなかったんです」
呉服など高級なものが汚れないように館内は土足厳禁だったのです。
そこで、高島屋はデパ地下を初めて靴のまま入場可能とし、それが全館へと広がっていった経緯があるといいます。
【大東駿介さん】「今より高級感があって憧れの場所やったんやろな」
■「出来たて」が新基準
高島屋大阪店のデパ地下では、2025年4月のリニューアルを機に、実演スペースを大幅に拡充。店頭で出来たてを提供している店は30軒以上にのぼります。
串揚げを目の前で揚げてくれる店では、店員が「貝柱揚げます」「玉ねぎ揚げます」と声をかけていく演出が特徴的です。
大東さんも揚げたての串揚げを特別にいただきます。
【大東駿介さん】「うわ!汁が飛び出した、うまい!程よい塩味」
また、京都で人気の洋食店「東洋亭DELI」では、お客さんから見えるキッチンで看板メニューのハンバーグを焼き上げるスタイルを採用。
【大東駿介さん】「出来たてを目の前で焼いて、それを持って帰れるのは、確かにデパ地下ならでは。新しい基準をまた作ってるわけですね」
■北海道物産展は高島屋から始まった!
“食”にこだわる高島屋がほかの百貨店に負けたくないイベントが「北海道物産展」。
今ではどこの百貨店でも見かけますが、第1回を日本で初めて開催したのは高島屋大阪店でした。
まだ飛行機や鉄道が現在ほど発展していない1951年に、北海道の食や文化を全国に発信しようと動いたのです。
その北海道物産展では、グルメ以外でも驚きの企画が実施されました。
それは…屋上に牛を連れてきての「乳しぼり体験」です!
【大東駿介さん】「すごすぎる!これをデパートでやる!ほかでは体験できないことをしようと」
その後も、木彫りのクマの実演販売など、五感で楽しむ仕掛けを次々と展開してきました。
ことしの北海道物産展は4月23日(木)から開催されるということです。
■毎週変わるイートイン
デパ地下の一角にある「味百選」は、高島屋のバイヤーが全国から選び抜いた商品をそろえるセレクトショップ。イートインコーナーには、驚きの仕掛けがあります。
なんと、1週間ごとに入る店が丸ごと入れ替わるのです。キッチン設備や食器なども毎週入れ替えます。
【広報・袁さん】「毎週来ても楽しめるイートインコーナーなんです。めっちゃバイヤーたちは大変です」
【大東駿介さん】「なんでそんなことするんですか?」
【広報・袁さん】「わくわく感を与えたい」
館内には「ウィークリーコーナー」が30カ所以上あるそうです。
【大東駿介さん】「安心と新しいもの、両方提案できるってことですね」
■限定スイーツも外せない
そしてもう一つ、高島屋を語るうえで外せないのが限定スイーツです。
京都・祇園の焼き鳥屋「侘家古暦堂」が手がけるスイーツ専門店「菓子wabiya」のイチオシはチーズスフレ。
本店の人気メニュー、親子丼を作る際にも使われる赤卵で仕上げています。
【大東駿介さん】「自分が想像していたよりはるかに濃厚!めちゃくちゃ美味しい!」
高島屋を学びつくした大東さんは、子どもの頃に感じた「憧れ」の正体をこう語りました。
【大東駿介さん】「子どものときに高島屋が特別ワクワクしたのは、印象だけではなくて、ちゃんと想いを持ってデザインされてた、裏付けがあったということですね。
高島屋プライドがちゃんとお客さんに届いてるのが、ステキやなと思いました」
※「高島屋」の「高」は「はしごだか」
(関西テレビ「newsランナー 大東駿介の発見!てくてく学」2026年3月19日放送)