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梅田の路上に突如“巨大鉄パイプ”出現で大混乱 「物体が一気に立って何のことかさっぱり分からなかった」 朝の通勤時間帯、広い範囲で大きな影響 03月11日 20:00

11日、大阪市北区の工事現場で、地中にあった巨大なパイプが地上に一時、10メートル以上突きあがり、 周辺では通行止めなど大きな影響がでました。 ■通勤時間帯の梅田は大混乱 “巨大な鋼鉄製パイプ”が突如路上に出現

【記者リポート】「こちら新御堂の高架あたりなのですが、柱がせり上がっていて、上の方には道路の破片がついています」 11日、大阪の中心地に突如現われた巨大な鋼鉄製のパイプ。 直径およそ3.5メートル、長さおよそ30メートルにも及び、一時、10メートル以上、地上にせり出しました。

【記者リポート】「現場では規制線が敷かれていて、大きな柱の隣の横断歩道にはがれきが散乱しています」 幸いにもけが人はいませんでしたが、朝の通勤時間帯に大阪の”大動脈”は大渋滞。 広い範囲で大きな影響が出ました。 ■「凄い音がして物体が一気に立ってて何のことかさっぱり分からなかった」

発生当時、現場近くに居合わせた男性が関西テレビの取材に応じ、状況を語りました。 【近くに居合わせた男性】「前の方からドスンというすごい音がしまして、何か落下したのか交通事故なのかなと思った」(Q当時、地面から出てきたものという認識は?)「全く分からなかったです。物体が一気に立ってて、何のことかさっぱり分からなかったです」 ■巨大な鋼鉄製パイプの正体は?

以前はなかったところに現れたこの巨大な鋼鉄製のパイプは何なのか。 【大阪市市建設局の担当者】「このたびは多くの市民の皆様にご迷惑をおかけする事態となり深くお詫び申し上げます」 大阪市建設局は午後から説明の場を設け、付近の通行止めと渋滞について謝罪しました。 【大阪市建設局の担当者】「築造工事を行っている下水道幹線のトンネルを掘るときに縦穴を掘ります。その土を止める鋼材が約13メートル隆起したことに伴いまして(今回の事態が)発生したものであります」 地中から出てきた鋼鉄製のパイプは、下水道のトンネルにつながる「立坑」と呼ばれるものだと説明。 地下水が流れ込んでいた間、この「立坑」は重さで沈んでいました。 上に浮いてこないための措置として、コンクリートを打ったうえで、昨日、その水を抜いたということです。 それがなぜ地上に出たのか、「原因は調査中でまだわからない」と述べました。 ■消防がひたすらパイプに水を注ぎ沈める…復旧作業は終わり見えず… 

この「立坑」の役割について、インフラ工事に詳しい近畿大学の米田名誉教授は。 【近畿大学・米田昌弘名誉教授】「今回縦になっているのは下水道管本体じゃなくてシールドマシンを入れるための縦穴ケーシングですね。今回のケーシングだと100トンくらいかなと思う」 今なお続けられている復旧作業。 消防がおよそ8時間に渡りパイプに水を注ぎ、沈める作業を行っています。 当初、10メートル以上せり上がっていたパイプですが、徐々に地中に戻され、午後4時半の時点では2メートル弱になりました。 ■「浮力しか考えられない」インフラ工事の専門家が解説

突如、地上に現われた巨大な鋼鉄製のパイプ、一体、何が起こったのか。 米田名誉教授はこう推測します。 【近畿大学・米田昌弘名誉教授】「浮力しか考えられない」地下水で水が溜まってしまう可能性がある。そうすると浮力は作用する」 一体どういうことなのか? 【近畿大学・米田昌弘名誉教授】「地下水が入ってきて地下水が周りを取り囲んでしまったら水のない筒みたいなものみたいなもの。これが上に浮き上がったという感じ」 しかし、このような事例は今まで見たことがないそうです。 【近畿大学米田昌弘名誉教授】「浮力が作用しても上に浮き上がらないように仮止めとか、そういうことは多分やっていたと思うが、施工の過程の中でちょっと不具合があった可能性はあるかもしれませんね」 未だ原因不明の今回の事故。 影響はいつまで続くのでしょうか? (関西テレビ「newsランナー」 2026年3月11日放送)

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