「カイロス3号機」打ち上げ中止受け 和歌山県知事「残念。機体の問題ではなく天候の原因。スペースワン社さんにとっても断腸の思い」03月01日 13:33
スペースワンは、きょう=1日に予定していた小型ロケット「カイロス3号機」の打ち上げを中止すると発表しました。
スペースワンは、小型ロケット「カイロス3号機」をきょう串本町の発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる予定でしたが、天候分析の結果、中止と発表しました。
打ち上げ中止を受け、和歌山県の宮崎泉知事は取材に対し、「(スペースワンの)社長の話では、機体の問題ではなく天候の原因」と話しました。
■「(スペースワン)社長の話では、機体の問題ではなく天候の原因」
【宮崎泉知事】「(スペースワンの)社長の話では、機体の問題ではなく天候の原因だということだったので、私としては何の問題もないので天候が良くなり次第、また調整していただけるのかなというふうに思ってます」
また今後の見通しについては…
【宮崎泉知事】「今後の見通しは、いつ飛ばすかそんな話を全く聞いておりませんので、できるだけ早く飛ばしていただきたいなとは思いますが、でも万全の状態で飛んでいただくのが、一番いいと思ってますので、そんな深刻なことは全然考えてないです。
(打ち上げ中止は)残念であることは残念であるんですけれど、全くロケットには問題がないようなので、天候の一番いいときに、飛ばしていただけたら、成功率も高いと思いますので、一生懸命応援したい」
きょうはカイロスの打ち上げを楽しみにしていたファンも多く集まりました。
【宮崎泉知事】「本当に今日はいい天気で、皆さんたくさんお集まりいただいたと思います。今日飛べなかったというのは、本当に残念極まりない話であるんですけれども、天候が本当に大事な条件となりますので、スペースワン社さんにとっても断腸の思いだったと思います。
やはり天候が一番いいときに飛ばすことが一番成功率も高いので、(延期の)日が決まったら、足を運んでいただけたら非常にありがたいなと思います」
■スペースワンは、午後1時半から会見を開く
スペースワンは、午後1時半から会見を開き、中止になった理由について説明をするとしていて、新たな打ち上げ日程は、決定次第公表するということです。
スペースワンが開発した「カイロス3号機」は、搭載する人工衛星を宇宙空間で切り離し、軌道への投入を目指していて、成功すれば民間企業単独では国内で初めての快挙となります。
カイロスはこれまでに初号機と2号機が打ち上げられていますが、いずれも失敗し、改良した3号機を今月25日に打ち上げる予定でしたが、天候不順で延期となっていました。