【速報】「守護神様の声に従って…」 支援受けていた保護司殺害の罪に問われている男 起訴内容認める 責任能力が争点に… 大津地裁02月17日 15:16
滋賀県大津市で担当の保護司の男性を殺害した罪などに問われている男の裁判が始まり、男は「守護神様の声に従った」などと起訴内容を認めました。
飯塚紘平被告(36)は、おととしの5月、大津市で保護司をしていた新庄博志さん(当時60)の左胸や首などをナイフと斧で複数回突き刺して殺害した罪などに問われています。
飯塚被告は当時、別の事件で保護観察付きの執行猶予の判決を受け、新庄さんから立ち直りの支援を受けていました。
きょう=17日の初公判で、飯塚(いいつか)被告は「間違いはありません、守護神様の声に従ってやりました」と起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で飯塚被告は2019年7月頃から、職に就けないのは政府が悪いと考えるようになり、2024年の3月には自分の保護司である新庄さんを殺害して保護観察制度に打撃を与えて政府に報復したいと考え始めたと指摘。
その翌月には殺害を決意し、事件当日は面談開始後一度ためらいトイレに入ったものの、再度決意し襲ったと明らかにしました。
この際、新庄さんは飯塚被告に「やめとけ、なんでや、なんでこんなことするんや、社会に戻るんやろ」と言ったといいます。
検察側は、裁判での量刑の審理について「犯行の計画性・執拗性・残虐性・更生可能性をふまえて判断すべき」と指摘しました
一方、飯塚被告の弁護側は、事実関係は争わないとしたうえで、「幻聴の影響で殺人を悪いと判断する能力がなかったか著しく低下していた」として、責任能力がなかったか心神耗弱だったと主張しました。
判決は来月2日に言い渡されます。