NHK党・立花党首に330万円賠償命じる判決 告発文書は「県議とかが書いた」“虚偽発言で名誉棄損”兵庫県議が訴えた裁判「非常に画期的。この国が必要とする判決」と元テレ朝アナ・西脇弁護士01月28日 20:07
NHK党の立花孝志党首に街頭演説で、名誉を毀損されたとして兵庫県議が損害賠償を求めた裁判で、神戸地裁は立花党首に330万円の賠償を命じました。
NHK党の立花党首はおととしの兵庫県知事選挙の演説で、斎藤知事を告発する文書は「丸尾県議とかが書いた」と虚偽の発言をしました。
■立花党首に1100万円の賠償を求め、提訴した丸尾県議
兵庫県議会の丸尾牧県議は、「事実無根で社会的評価を著しく低下させた」と立花党首に1100万円の賠償を求める訴えを起こしました。
立花党首は「発言で社会的評価が低下したと認めることは困難で、請求は棄却されるべき」と主張し欠席。
その後、立花党首は死亡した別の元兵庫県議に対する名誉毀損の罪で逮捕・起訴されていました。
■「街頭演説はデマで、世論を誘導する意図と評さざるをえない」立花党首に330万円の賠償命令
そして28日の判決。神戸地裁は「街頭演説はデマで、世論を誘導する意図と評さざるをえない」として立花党首に330万円の賠償を命じました。
【丸尾牧兵庫県議】「非常にしんどいときもあったが、なんとかここまで来られた。
これからの活動に生かしていきたい」
判決内容について問われた斎藤知事は「詳細は承知しておらずコメントは難しい」と述べました。
■「非常に画期的な判決で、今、この国が必要としてる判決だと思います」西脇弁護士
この判決に対し、元テレビ朝日のアナウンサーで弁護士の西脇亨輔さんは、「非常に画期的な判決で、今、この国が必要としている判決だと思います」と評価しました。
【西脇亨輔さん】「非常に画期的な判決だと思いますし、今、この国が必要としている判決だと思います。
名誉毀損の損害賠償額というのは、全体としては30万円前後のことというのも非常に多いんですけれども、その中では330万円ってのはかなり高額な部類に入る。
しかもこの判決でこの金額にした理由が述べられてるんですね。
その内容というのが『虚偽の内容のデマを用いてでも世論を誘導しようとする行為は、民主制の存立そのものを危うくしかねない弊害が認められる。たとえ被告が本件の内部告発とその後の騒動によって失職した斎藤知事を支援する政治的な目的を有していたとしても、それが選挙演説だったとしても、違法性の軽減を認めることは相当ではない』
民主主義っていうのは、有権者がこの国の将来を左右する制度です。ですから、その判断の根底には真実がなきゃいけない。そこにデマはまじっちゃいけないわけです。
デマがまじるということの危険性、そういったものを強く指摘している判決だと思いますし、まさに今衆議院選挙を迎えている。ですから有権者が冷静な判断をしなきゃいけない。その中で、本当に重要な点を指摘した判決だと思います」
(関西テレビ「newsランナー」 2026年1月26日放送)