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「ハグとチュウをしていいってこと?」など18年間で約1000通杉本前知事セクハラメッセージ ジャーナリスト岩田氏は自治省時代に面識「仕事で接触あったが当時は全くそういうところ見せず…」驚き語る01月08日 18:25

福井県の杉本達治前知事によるセクハラ行為に関する特別調査委員会の報告書が公表され、少なくとも4人の女性職員が被害にあったことが認定されました。 調査報告書によると、杉本前知事は女性職員に対して「ハグとチュウをしていいってこと?」といった性的なテキストメッセージを送り続けていました。 関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演したジャーナリストで元NHK政治部記者の岩田明子さんは、杉本前知事と取材で面識があると明かし、「当時は全くそういうところを見せなかった。外に見せる顔と、組織の中における顔が全く違い、驚いた」と語りました。 ■性的メッセージ18年・約1000通「冗談や軽口で言い逃れようとした」杉本前知事

杉本前知事の性的なメッセージは県の総務部長を離任した2007年から知事を辞任するまでの18年間、約1000通に及び、「一切内緒で墓場まで持って行ってね」「愛してる(ハートの絵文字3つ)」などの内容が含まれていました。 被害者らは業務上の一般的なコミュニケーションを行っていたところ、突如として杉本氏から性的なメッセージを受け取るようになったといいます。メッセージは深夜、休日、業務時間内と時間を問わず送られ、交際や性的関係を求める内容でした。 杉本前知事は調査結果を受けて「今回の件が発覚した当初、私自身冗談や軽口という言葉で言い逃れようとしていましたが、そのこと自体が自分の問題をきちんと正面から受け止めきれていなかった現れだった」とコメント。 「私の行ったことは低俗かつ愚劣なものであり、被害者の方々の尊厳を傷つけたことであると深く反省しております。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しました。 ■「外の顔と中の顔が、相当隔離があるのかも」と岩田さん

ジャーナリストで元NHK・政治部記者の岩田明子さんは取材を通して杉本前知事と面識があると明かし、メッセージと取材での印象の違いに「驚いた」と語りました。 【岩田明子さん】「自治省(現・総務省)に所属されていたときから、仕事ですとか接触がありましたけれども、当時は全くそういうところを見せませんでした。 けれども18年間の間に(岩田さんが取材した時期が)被ってますから。だから外に見せる顔と、組織の中における顔が全く違うんだなと、驚きました。 特別権力関係というか、強い立場で物を言えない部下の人たちに、こういうことを繰り返してたのはすごく悪質です。 杉本さんの昔の上司にもメールしてみましたけれども、本当に驚いていて、『自分が気づかなかったのを、ものすごく恥ずかしく思う』と書かれていました。外の顔と中の顔が、相当隔離がもしかしたらあるのかも」 ■今後はストーカー規制法違反の可能性も

これらのLINEやメールなど約1000通に及ぶメッセージは、ストーカー規制法違反になる可能性があります。 また、本人は否定しているものの、身体的な接触に関しては不同意わいせつ罪に問われる可能性もあります。 これら2つの罪状は非親告罪であり、被害者からの告訴がなくても警察が捜査できるものです。 関西テレビ神崎博解説デスクは「不同意わいせつ罪の場合は物的証拠がなければ立件は難しいかもしれないが、ストーカー規制法違反については客観的証拠が多数あるため、立件しようと思えばできる」との見解も示しました。 (関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年1月8日放送)

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