近鉄特急が踏切事故 接触した車の運転手が死亡 近鉄京都線「新祝園駅」付近 特急乗車の乗客ら100人にはケガなし 京都・精華町12月20日 21:08
京都府精華町付近を走る近鉄京都線できょう＝20日午前、特急電車と車が接触する事故がありました。車は炎上し、乗っていた1人が死亡しました。
事故があったのは、近鉄京都線の「新祝園駅」付近です。近鉄によると午前11時ごろ、京都線の狛田駅と新祝園駅の間にある踏切で、走行中の電車が自動車と接触しました。
接触したのは、午前10時40分に京都駅を出発した橿原神宮前行き・下り特急列車で４両編成でした。近鉄電車によると、この特急電車の乗客と乗務員ら、あわせて約100人にケガはなく既に避難しているということです。
この事故で車は炎上し、警察によると乗っていた1人が死亡しました。性別や年齢は確認中だということです。
この事故の影響で運転見合わせとなっていた近鉄京都線・新田辺駅～高の原駅は午後8時16分に運転を再開しました。その後も一部列車の運休と遅れが発生するなどダイヤが乱れています。
警察や近鉄が、事故の原因や被害の状況について調べています。
（午後8時35分）
- この記事をシェアする
