立体駐車場ベビーカー転落事故 元従業員を書類送検 安全確認を怠って機械を操作し赤ちゃんに重傷負わせた疑い12月10日 17:52
大阪市北区の立体駐車場でパレットが突然回転し、赤ちゃんが転落して重傷を負った事故で、元従業員の男性が書類送検されました。 ことし9月、大阪市北区の機械式立体駐車場で、母親と、ベビーカーに乗った女の子(当時生後6カ月)が車から降りて「パレット」と呼ばれる台座のそばにいたところ、突然パレットが回転しました。 ベビーカーがパレットと接触した弾みで、深さおよそ30センチのくぼみに女の子が転落。頭の骨を折る重傷を負いました。 警察は安全確認を怠って機械を操作し、女の子にけがをさせた疑いで、駐車場の元従業員の男性(65)を書類送検しました。 警察によると、男性は当時、1人で勤務していて、母親らが外に出たことを確認せずシャッターを閉め、そのままパレットを動かすボタンを押したとみられています。 調べに対し、男性は「操作は覚えていないが、安全確認を怠っていた。ただただ申し訳ない」と供述しています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年12月10日放送)