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『海遊館』の裏側「ペンギン」卵を2度すり替え「ジンベエザメ」採血で健診【大東駿介てくてく学】04月05日 10:00

俳優の大東駿介さんが、関西の街を歩きながら魅力を学ぶ「発見!てくてく学」。 今回訪れたのは、ことしで開業35周年の「海遊館」です。

独創的な外観が目を引く海遊館ですが、「空、火山、海」がコンセプトになっているのだそうです。 ■ジンベエザメはもちろん、コツメカワウソ、ワモンアザラシ、クラゲなど人気者いっぱい

海遊館の旅は、緑あふれる「日本の森」から始まります。このエリアの人気者が、かわいい「コツメカワウソ」です。近年は、密猟や密輸によって、絶滅の危機に直面しています。海遊館では税関で保護されたコツメカワウソを飼育。さらに繁殖にも取り組んでいます。

北極圏エリアでは、「ワモンアザラシ」が、まるまるとした体型とつぶらな瞳がかわいすぎると、SNSで話題になっています。 ■ペンギンの卵を守る驚きの工夫

そして水族館のアイドルといえばペンギンです。中でも「オウサマペンギン」は、コウテイペンギンに次いで2番目に大きい種類で、首元の鮮やかなオレンジ色の模様が特徴です。オウサマペンギンは巣をつくらず、足の上に卵を置いて、お腹の皮膚をすっぽりとかぶせ卵を温めます。 海遊館では少しでも多くのひなを誕生させるため、飼育員が親に代わって安全にふ化させています。そのため卵が産まれるとすぐに、偽の卵とすり替えます。そしてひなが卵の中からくちばしで殻を割り始める行動が見られたら、親元に本物の卵を戻すためもう一度すり替えるのです。 ふ化するためには温度、湿度、転卵の回数、角度といった条件が関わっていて、海遊館開業からの35年間に飼育員が蓄積した経験と貴重なデータがしっかりと継承され、ペンギン誕生につながっているのだそうです。 ■世界初!ジンベエザメの「採血」に成功

海遊館のメインといえるのが、ジンベエザメがいる「太平洋水槽」。海遊館では2頭のジンベエザメが飼育されています。太平洋水槽は深さ9メートル、5400トンもの海水が使われています。 海遊館の水槽に入っている海水は遠く離れた和歌山県、日ノ御碕沖のもの。2日に1回、専用の海水運搬船を使って運ばれ、常に新鮮な海水を生き物たちに届けています。 2024年10月、海遊館にやってきたジンベエザメの海(かい)くんは、体長4.7メートル、重さ700キロ。慎重にトレーラーの水槽に移して、高知の研究センターから大阪まで、約10時間かけて陸路で運んできたのだそうです。

海遊館が世界で初めて成功し、毎月ジンベエザメに実施しているのが「採血」です。 餌を与えている間に、注射器を持ったダイバーが接近。トレーニングを重ねた結果、安全かつ定期的に採血できるようになりました。血液から健康状態を調べるだけでなく、繁殖ホルモンなどのデータを継続的に蓄積することができ、謎多きジンベエザメの生態解明に役立てているのです。 【大東駿介さん】「やってますね、海遊館!まだまだ謎の多い生き物を間近に見られるというのもすごいですよね」 ▼大東さんの“発見”の全ては、動画でじっくりお楽しみください。 https://youtu.be/ZfzkAOzwQgs (関西テレビ「newsランナー 大東駿介の発見!てくてく学」 2025年3月27日 木曜日放送)

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