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強豪サッカー部パワハラ訴訟 元Jリーガー監督に6万円の賠償命令 パワハラは認められず05月27日 07:12

奈良の県立高校サッカー部の元部員たちがパワーハラスメントを受けたとして元Jリーガーの監督を訴えた裁判で、奈良地裁は、監督らが原告の1人に6万円を支払うよう命じました。 奈良県立山辺高校サッカー部の元男子部員2人は元Jリーガーの監督に暴言を吐かれ、退部や退学を余儀なくされたとして、監督らに合わせて1100万円の損害賠償を求めていました。 26日の判決で、奈良地裁は、パワハラ行為については認めず、原告の1人に対して、「他の部員らが原告にトイレ掃除をさせたことを放置したことは、被告側に不法行為が成立する」として6万円を支払うよう命じました。 判決後、原告の1人は、「サッカー人生を棒に振るようなことになった」と話し、控訴するかは今後、相談の上、決めていくとしています。

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