大蔵海岸女児死亡事故から21年 父親がコメント「今でも残念でならない」 明石市と国の職員は有罪判決05月26日 19:37
兵庫県明石市で砂浜が陥没し、生き埋めになった女の子が死亡して5月26日で21年となります。女の子の父親は改めて安全の徹底を求めています。 事故が起きた明石市の大蔵海岸で、5月に市長に就任したばかりの丸谷聡子市長が訪れ、花を手向けました。 2001年12月、海岸を父親と散歩していた金月美帆ちゃんが突然陥没した砂浜に生き埋めになり、意識が戻らず、2002年5月26日に5歳で亡くなりました。 事故前から陥没が相次いでいましたが、十分な対策を講じていませんでした。 【明石市・丸谷聡子市長】 「21年たってもしっかりこの時の教訓は風化させないように受け継いでいきたいと思っております」 美帆ちゃんの父親・一彦さんは関西テレビの取材に「(丸谷)新市長のもと、安全管理の徹底を改めて要請し、老若男女が集い、笑顔のある大蔵海岸になることを祈念しております」とコメントを寄せています。