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手話を使い…『いっぱい泣きました』聴覚障害の原告女性が陳述 ”強制不妊手術”めぐる裁判始まる10月15日 18:44

旧・優生保護法のもと、不妊手術を強制的に受けさせられたとして、聴覚障害のある夫婦が国を訴えた裁判が始まりました。その中で、妻が手術を受けさせられた時の思いを、手話で語りました。

訴えによると、ともに聴覚障害がある大阪府の70代の夫婦は1974年、第1子が誕生した直後に何の説明もないまま、妻が不妊手術を受けさせられました。

夫婦は、手術で精神的・肉体的に苦痛を受けたほか、旧・優生保護法が改正された後も被害回復のための措置を怠ったとして、国に2200万円の損害賠償を求めています。

15日の第1回口頭弁論で、妻は手話を使い「1人しか産めなくなってしまったという寂しい気持ちでいっぱい泣きました。国は障害者の気持ちを考えないのでしょうか」と陳述しました。

これに対し、国側は「手術を受けてから20年以上が経過し、賠償を求める権利は既に消滅している」として、争う姿勢を見せました。

旧・優生保護法をめぐる裁判では、これまでに仙台と東京の地方裁判所で「法律は憲法違反だ」とする判断が示されていますが、国の賠償はいずれも退けられています。

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