2024年7月8日(月)スタート(初回15分拡大)毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)

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INTRODUCTION

そこへ行けば、救える命があるー。

杉野遥亮 主演!

山×医療の知識が必要な“山岳医”役に挑戦

主人公と対峙する先輩山岳医を演じるのは、
大森南朋

山岳医療にスポットを当てた
完全オリジナル作品 

圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、
新たな“山岳医療ドラマ”誕生

TOPICS

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岡崎紗絵&宮澤エマ&向井康二の出演が決定!
医師役の岡崎、看護師役の宮澤は、山岳医療チームメンバーに!
向井は主人公の幼なじみで焼き鳥屋を営むバツイチ子持ち役!

今回発表された3人が演じるのは、過酷な大自然を相手に己の知識と技術だけを頼りに目の前の命をつなぐ“山岳医”を演じる杉野遥亮と大森南朋の2人にとって欠かせない、物語の軸に関わる人物たち。

岡崎が演じるのは、信濃総合病院の麻酔科医、村松典子(むらまつ・のりこ)。この病院に赴任してきた杉野演じる整形外科医・宮本歩(みやもと・あゆむ)とは幼なじみであり、歩の初恋の相手でもある。学生時代から優秀で、目標にしていた医師となる夢を果たし、院長に指名されたことをきっかけに山岳医療チームに参加。歩が患者と向き合う姿を見ていくうちに、山岳医療における麻酔科医としての存在意義に目覚めていく役どころ。世話好きで、快活で明るい性格だが、母親との間に抱えた問題を誰にも相談できずにいる。

宮澤が演じるのは、信濃総合病院の看護師・鮎川玲(あゆかわ・れい)。国内山岳看護師の資格を持っている。祖父が山小屋を経営しており、かつては山小屋を手伝う元気な看板娘だった。幼い頃から山で育ち、山を愛していたが、ある事故をきっかけにその気持ちを塞いでしまう。真面目で常に冷静なタイプであり、山を信じて山岳医療に打ち込む歩(杉野遥亮)の姿に感化されていく役どころ。

向井が演じるのは、小松真吾(こまつ・しんご)。歩(杉野遥亮)と典子(岡崎紗絵)の幼なじみで、地元・長野県松本市で焼き鳥屋「しんちゃん」を営む店主。歩が長野に戻ってきてからは、歩・典子・玲(宮澤エマ)の行きつけのお店となり、仕事終わりの3人が集う憩いの場所になる。若くして結婚し、離婚も経験しているバツイチ・子持ちで、離れて暮らす息子との向き合い方に悩んでいる。常に明るくムードメーカー的な存在だが、他者を観察し相手の気持ちを考える優しい性格。昔から歩の最大の理解者でもある…という設定。

ファッションモデルとしても絶大な人気を誇り、テレビドラマの主演をはじめ、先月放送されたスペシャルドラマ『GTOリバイバル』の出演など女優としての活躍もめざましい岡崎。これまでの数々の医療ドラマ出演経験を活かし、今回、初の山岳医療ドラマに挑戦する。
抜群の演技力で、『ラビット・ホール』や『オデッサ』をはじめとした数々の舞台で高い評価を獲得している宮澤。近年はドラマなど映像の世界でも存在感を増す宮澤が、初の医療モノに挑む。
Snow Manのメンバーで、バラエティー番組での活躍が光る一方で、今年1月OAの『リビングの松永さん』から3クール連続でのドラマ出演を果たすなど俳優としても注目される向井は、初めてのバツイチ・子持ち役に挑戦。
このたび解禁となった3人と、主演の杉野遥亮からコメントが到着した。

岡崎紗絵 コメント

オファーを受けたときの感想を教えてください
すごくうれしかったのと同時に、“山岳医療”という言葉を初めて知ったので、調べてみるところから始めました。撮影は絶対に大変だと思いましたが、その分すごくやりがいがありそうで、自分自身も成長できそうだと思ったので、撮影が始まるのを楽しみにしていました。
撮影現場の雰囲気はいかがですか?
これまでに何度か医療ドラマをやらせていただいていますが、そうだ、こんなに大変だったんだ…と思い出しました。視野を広く、いろんなことを俯瞰で見ないといけないですし、科ごとに見方や意識することも全然違ってきて、指導してくださっている先生に、手技も細かく教わったりたくさん質問したりしながら日々の撮影に臨んでいます。撮影現場は、監督さんやプロデューサーさんと、自分はこう思うけどどう思いますか?みたいな意見交換をすごくしやすい雰囲気です。主演の杉野さんが率先してスタッフさんと話し合われていて、そんな空気作りをしてくださっているからだと実感しています。疑問は解消してから撮影に臨むというスタイルが現場にあるのは、すごくありがたいことだなと思っています。
岡崎さん演じる“村松典子”の魅力を教えてください
ちゃんと周りを見ている、すごく芯の強い女性です。表は明るく快活ですが、その明るさゆえに自分が思っていることをズバッと発言する一面もあって、裏表のない女性だなと思います。医療現場にいる女性は、やっぱりどこか強くないといけないイメージがあり、典子もはっきりした部分を持っていてその強さが前面に出ています。ただ、内に秘めた思いとの葛藤も抱えていて、表に出さないように自分で隠している。そんな繊細なところもしっかり描かれているので、典子の人間らしさをちゃんと演じていけたらいいなと思います。
共演者の皆さんの印象はいかがですか?
杉野さんは、本当に深く考えて、疑問に思ったことは周りに言える、演じられる“宮本歩”と似た“貫く力”がある方だなと思います。ひとつひとつのシーンを、全て納得してから挑む、曇りなく大事に重ねている印象がすごくあります。宮澤さんは、ご一緒するのは初めてですが、すごく気さくで、ものすごく頼りになる先輩です。親しみやすさがあって、初めましての感じがしないというか。宮澤さんは、感情を表に出すことのない淡々とした役柄を演じられていますが、ご本人は感情や表現が豊かな方で笑顔もとても印象的なので、役とのギャップがあるなと思っています。向井さんは、ムードメーカーで優しい方だなと思います。何かトラブルがあっても持ち前の明るさと対応力で笑いに変える力が本当に素晴らしいなと。焼き鳥屋さんのシーンは実際にお店をお借りして撮影しているのですが、撮影中にお店の電話が鳴ってしまっても“誰か出て!”と言って場を和ませてくれていました。
『マウンテンドクター』の見どころ、注目してほしいポイントを教えてください
日本で“山岳医療”の認知度がまだまだ高くない中で、試行錯誤、トライアンドエラーを積み重ねながら、それでも立ち向かっていく姿にはすごく勇気をもらえますし、希望や力を与えられるドラマになると思っています。病院内でのオペと、山での救助活動や処置のギャップと、大自然の中で起こっている臨場感や開放感を味わってもらえればと思います。あとは、医者も人間なんだ、と感じられる物語になっていると思います。それぞれのプライベートや過去に関わるシーンなどで、人間模様が細かく描かれるので、どのように気持ちが動いていくのかにも注目して楽しんでもらえたらうれしいです。

宮澤エマ コメント

オファーを受けたときの感想を教えてください
医療モノが初めてだったので、私にとっては全く新しい世界でした。台本を読み進めていくうちに、山岳医療に携わるのはどんな方たちなのだろう、どんな生活を送り、どこで活動されているんだろう、と純粋な興味がたくさん湧いてきました。知らない世界だからこそ、何の先入観も既存の概念もなくスッと世界観に入り込めて、初めての医療モノが山に携わる人たちの分野だなんて本当に楽しみになりました。また、山岳看護師は日本でもかなり少なく、そんなプロフェッショナルな職業の方々が見ても違和感のないように演じなければ…とプレッシャーを感じています。
撮影現場の雰囲気はいかがですか?
私は雪山でのクランクインで、生きるか死ぬかのシチュエーションに置かれて、絶対に良い作品にするんだというギアが一気に入った気がします。病院を貸していただいたり、雪山で撮影したり、緊迫感が漂う現場なので、キャストとスタッフが一丸となって良い映像を撮るぞという集中力が、一段階違う気がしています。杉野さん以外は初めましての方が多くてドキドキしていたのですが、シリアスな題材のわりに現場は和気あいあいとしています。私にとっては『罠の戦争』でご一緒したスタッフさんが多いので、安心して撮影に挑めています。温かくてアツいチームなので、これからの撮影がすごく楽しみです。
宮澤さん演じる“鮎川玲”の魅力を教えてください
玲は、山小屋を経営する祖父の元で育ち、山を愛し笑顔溢れる山ガールと呼ばれるような女の子でした。しかし、ある出来事を境に山を嫌うように変わってしまう、彼女の性格にそれほどまで大きな影響を与えてしまうようなことが起きてしまいます。歩が玲と出会うのは変わってしまった後なので、一見冷たくシニカルに見えるかもしれませんが、根にあるものは彼女の真面目さであることに変わりはない。その出来事とも真剣に向き合ったからこそ、山岳看護師という仕事に正面から向き合えなくなってしまったのではないかと。逆にそこは向き合わなくてはいけないという義務感やジレンマ、自分の中で解消しきれていないことに対して中途半端な気持ちでいるのかなと思います。周りに惑わされず歩たちにストレートに突っ込んだりするところもありますが、それは彼女がクールというより、自分のペースで真面目に生きているからで。一周回ってすごく愛おしいキャラクターだなと思っています。
共演者の皆さんの印象はいかがですか?
杉野くんは本当に歩っぽくて、真面目で真摯に役に取り組みたいという思いが根底にある熱い男なので、彼の作品に対する向き合い方がみんなに伝染しています。もっと壁がある方なのかなと思っていましたが、想像の数百倍予想外で、現場では常に面白いです。ワンダーな感じがします(笑)。お互いツボに入るところが同じらしく、現場でもよく2人で笑っているのですが、周りは何でそんなに盛り上がっているのか分からないみたいで(笑)。『罠の戦争』の時は敬語で話していましたが、今回はクランクインの日からタメ口で話しかけてくれました。私はその方が気楽なのでよかったなと思って、いつの間にかグッと距離が縮まった感じがしています。クランクアップの頃には“杉野マイスター”になっていればいいなと思います(笑)。岡崎さんは、芯が通っていてハートがしっかりしている方だというのがすぐに伝わってきました。頭の回転も速いですし、一緒にいると居心地が良くて楽しいです。今後の撮影で、役柄的にもどんどん距離が縮まっていくと思うので、もっとお近づきになれたらうれしいです。向井さんは入ってきた瞬間から“しんちゃん感”が強かったです!焼き鳥屋さんでの撮影日、向井さんはすぐにムードメーカーになって初日から誰よりも喋ってくれていて。すごく気遣いができますし、スタッフさんには気を遣わせないようにコミュニケーションを取っていらっしゃいました。周りの空気を良くする、空気を循環させてくれる方です。
『マウンテンドクター』の見どころ、注目してほしいポイントを教えてください
山岳医療に馴染みがある方は少ないかもしれませんが、その分本当に奥が深い世界で。長野県での撮影でも、ふと窓の外を見ると山々が連なっていて、山に囲まれた日本で生まれ育つことの素晴らしさを感じると同時に、だからこそ山は人間がコントロールできない自然だということを忘れてはいけない、山を登るというのはいかに自然の脅威に挑んでいるのかということを教わる作品でもあると思っています。人と山はどう共存していくのか、それに対して医療はどう向き合っていくべきなのか。何が正解なのか、白黒つけにくい状況もたくさん出てくるので、極限状態の中で迫られる選択に、何が正しいのか一緒に考えながら見ていただけたらうれしいです。

向井康二 コメント

オファーを受けたときの感想を教えてください
今年1月クールの火ドラ★イレブン『リビングの松永さん』が終わるタイミングでマネージャーから聞きまして、すごくうれしかったです。カンテレさんのドラマに、続けて出演させていただけるのは本当にありがたいです。火ドラ★イレブンではバーテンダー、月10枠では焼き鳥屋・・・と、またカウンターを挟む役柄なので、カウンター役をレベルアップしていきたいです(笑)。バーテンダーの“けんちゃん”から、焼き鳥屋の“しんちゃん”に転職ですね。カウンターを挟む役と言っても、今回は焼き鳥屋さんで、鳥を焼きながらのセリフや演技になるので難しいし、焦げて無駄にしたくないから、めちゃくちゃひっくり返しています。初日の撮影で焼き鳥を40本くらい焼いたのですが、実は、撮影中、炭の勢いがめっちゃ強くて・・・(笑)、思った以上に撮影現場は暑いですが、ありがたいことなので頑張っています。焼き鳥は、スタッフさんと美味しくいただきました!
撮影現場の雰囲気はいかがですか?
まだちょっと緊張しています。スタッフさんも皆さんいい人だし、お芝居に対して真剣で経験の多い共演者の皆さんから、日々刺激をもらっています。僕は、その支えになれたらいいなという気持ちで、楽しい現場にしていきたいです。
向井さん演じる“小松真吾”の魅力を教えてください
しんちゃんは、愛がある人だと思います。子供も好きだし、離婚した奥さんのこともちゃんと大事にしているし。仲間が集う場になる店の店主で、恋人よりも友達を優先しちゃうタイプかなと感じています。焼き鳥屋さんの店長役なので、お店の中では気持ちオーバー気味には演じています。仕事に行くときには一つギアを入れるから、お店モードの店長しんちゃんですね。加えて、父親として子供と向き合うシーンも出てくるので、自分の店にいる時とは、また違う父親の顔ができたらいいなと思っています。僕自身、器用なタイプではないので、1個キャラを作るというよりは、あまり役作りせず自然にできたらと思っています。ベテランの皆さんが多い現場なので、たくさん吸収していきたいです。店長の衣装を着ると、やっぱり気持ちも変わりますよね! 焼き鳥屋さんの動画を見てベースの流れだけは掴んで、あとは行きつけの焼き鳥屋さんに行って、焼く練習はさせてもらいました。でも、炭の感じが店によって全然違うから、撮影はちょっと苦労しました(笑)。初の子持ち役、初のバツイチ役で、役柄的に初めてが多くて…結婚って未知なので、役で結婚を味わってみたいと思います。バツイチということで、ファンの皆さん、チャンスありますよ(笑)!
共演者の皆さんの印象はいかがですか?
勝手にクールな印象が杉野くんにあったので、あまりしゃべらない方かなと思っていたのですが、全然そんなことなくて(笑)。僕がビールを渡すシーンでの杉野くんのお芝居にグッときちゃって、撮影終わりで「今の目の感じ、めっちゃ良かった」って言ったら、「やめてよ、意識しちゃうじゃん(笑)」って言ってくれました。たしかに意識しちゃうよね(笑)。でも、僕がキュンとしちゃったから伝えちゃいました。もっと距離を縮められたらいいなと思います。同級生役の岡崎さんは今回初めましてなんですが、モデルさんもされていてバラエティー番組にも出られたりして、女優さんでありながら面白い一面もあるハイブリッドな方だなと。宮澤さんは本当に素敵な大人な方だなと。二人での芝居のシーンもあってキャッチボールしている感じがすごく僕自身よくて、良いシーンになったのではないかと思います。それと…撮影で杉野くん、岡崎さん、宮澤さんに僕が焼き鳥を焼いて渡しても、誰も食べてくれなくて。「食べて!誰も食べないじゃん!」って思いながら演じてました。次は食べさせようと思います(笑)。
『マウンテンドクター』の見どころ、注目してほしいポイントを教えてください
医療と山岳のコラボということで、新しいドラマになっています。人同士の関係性というか、当たり前にある日常の尊さを思い出させてくれますし、家族や大事な人に会いたくなったりするかなと思います。楽しいシーンと、ジーンとするシーンとのギャップもあるので、ぜひ大切な誰かと見ていただきたいです。しんちゃん的な見どころは…焼き鳥が焦げてるか、焦げてないか(笑)。セリフに集中しすぎて焼き鳥を焦がさないように頑張ります。あと、しんちゃんが店で使っている台拭きが毎回変わっていて、スタッフさんのお母さんの手作りなんです。オレンジ色とか、雪だるま柄とか、ちょっとしたSnow Man要素もあるかもなので、楽しみにしていただきたいです!

杉野遥亮 コメント

岡崎さんとはドラマ『教場Ⅱ』でご一緒して以来なのですが、一緒にチームを創り上げて良い作品にしていけたらと思います。宮澤さんとは『罠の戦争』でご一緒して、しっかり役に向き合う方ですし、演じる上でのディスカッションもしやすくて、とても心強いです。向井さんは、よくしゃべる方だなという印象がありましたが(笑)、お芝居に対して熱い気持ちを持っていて、周りにものすごく気を配って、周りをすごく見ている方だと思いました。向井さんと向き合う芝居もあるので一緒に楽しめたらと思います。年齢が近いメンバーが、こんなに集うこともないので新鮮だなと思っています。表現の場に、一緒に一生懸命やれる人がいるのが、とてもうれしいです。豪華なキャストの皆さんと一緒に作品を創れることは、やっぱりご縁であり、巡り合わせであり、会うべくして会った皆さんだと思うので、最後まで良い時間を過ごせるように、視聴者の皆さんに良い作品をお届けできるように、一生懸命頑張りたいです。

5/7

山岳医療にスポットを当てた完全オリジナル作品
圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、新たな“山岳医療ドラマ”誕生

このドラマは、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な想いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティーとスケール感で描く、長野県松本市を舞台にした山岳医療ドラマ。今回解禁となった杉野遥亮、大森南朋ともに山岳医役を演じる。
実際に長野県松本市などでのロケを行いながら、山岳医療の現場を、丁寧に、立体的に描いていく。

ヒトもモノも十分でない大自然の中で、己の知識と技術だけを頼りに、目の前の命をつなぐ
“山岳医”にスポットを当てた、心温まるエンターテインメント山岳医療ドラマ!

“山岳医療”とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を“山岳医”と呼ぶ。昨今の登山ブームによって、日本でも急速に注目を集めている医療分野であるが、欧州などに比べると遅れており、日本における山岳医の数はまだまだ少ないのが現状。本作は、この未知なる分野で、山岳医たちの想いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、新しい医療ドラマとなる。
主人公は、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩(みやもと・あゆむ)。整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた“山岳診療科”の兼務を命じられる。高校卒業以来、故郷である長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある想いを抱え続けている。医師としては、これといった目標もなく、志も低めの今時な事なかれ主義だったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していくことに…。

主演・杉野遥亮! 山の知識×医療知識が問われる“山岳医”役に!
「山でしか救えない命がある」 に異論をとなえる山岳医を大森南朋が演じる!

主人公・宮本歩を演じるのは、杉野遥亮。近年では、主演を務めた連続ドラマ『ばらかもん』(フジテレビ系)のみならず、その幅広い表現力で多くの人々を魅了し、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの彼は、山岳医として励みながら自分の過去とも向き合っていく複雑な役どころを演じる。
そして、宮本歩(杉野遥亮)が赴任する信濃総合病院の循環器内科医として働く、江森岳人(えもり・がくと)を演じるのは、演技派俳優として名をはせ、多方面で活躍を続けている、大森南朋。大森演じる江森は、国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医。山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。しかし、歩(杉野遥亮)とぶつかり合いながら、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしていく役どころ。

舞台は、険しい北アルプスが連なる長野県! 実際に山岳地帯でロケも!
見たことのない“山岳地での救命現場”を圧倒的なリアリティーで壮大に描く!

登山シーズンには多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。西側には本州の背骨とも呼ばれる3,000m級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がる。そんな大自然の美しさがつまった場所で、本作のロケも行われ、救助シーンの緊迫感やスリルなど、大自然が舞台だからこそ生まれるリアリティーとスケール感をお届けする。映像美に関しても期待が広がるドラマ『マウンテンドクター』、今後解禁となる山岳医療チームのメンバーや他キャストに関する続報にも、ぜひ注目を!

杉野遥亮 コメント

オファーを受けたときの感想や、台本を読んでみて感じたことを教えてください
山という壮大な景色の中で、命を扱う医療ドラマにすごく興味がありましたし、個人的には山に登るのも楽しみだなと思いました。山岳医療は、これまであまり扱われてこなかったジャンルだと思うので、しっかり伝えるんだという責任感を持ちながら挑戦してみたいと思いました。台本を読んで、日々模索中のところではありますが、僕が演じる宮本歩は様々な経験を重ねて成長していく役なので、ドラマが進むにつれて、ちょっと印象が変わったなと思ってもらえたらいいですね。大森南朋さん演じる江森先生との関係性も大事にして、楽しみながら、僕も成長していきたいです。
山岳×医療と、専門的な内容もあるかと思いますが、役作りや準備などされましたか?
登山用の服を購入して、実際に山に登ったり、ロッククライミングをやってみたりしました。これから本格的な山での撮影もあり、なかなか経験できないことをやらせていただけるので、すごくワクワクしています。
杉野さん演じる“宮本歩”の魅力を教えてください
バックボーンも含めて、歩はすごく繊細な人。それでも前に進もうとする姿から勇気を与えられたら、ちょっとした希望になれたらいいなと思っています。愛される魅力的なキャラクターとして演じたいです。山岳医療に対して、歩は、江森先生(大森南朋)と違う考え方をするのですが、徐々にお互いを知っていく中で、魅力を認め合っていけたらいいなと思っています。
共演する大森南朋さんの印象はいかがですか?
これまでもドラマでご一緒させていただいたので、安心感がありました。考え方や、役に関してもいろいろお話させていただき、受け止めてくださるかたです。自分は自分らしくいていいんだと思わせてくださいました。またご一緒できて本当にうれしく思っています。
『マウンテンドクター』の見どころ、注目して欲しいポイントを教えてください
個人的には、僕が演じる宮本歩はさっそく1話から成長するので、ぜひ着目していただきたいです。また、江森先生(大森南朋)との関係性はもちろん、緊迫感のある医療現場の中でも、山岳医療チームのメンバーがとても個性的で、笑えるシーンもあるので、その緩急を楽しんでいただけたらなと思っています。

大森南朋 コメント

オファーを受けたときの感想や、台本を読んでみて感じたことを教えてください
山岳医という役柄や山での救命活動と、大変そうだなとは思いましたが、山岳医療という、あまり見たことのないジャンルなのでどんなドラマになるのかすごく楽しみだなと思いました。台本を読んで、山岳医という職業にすごく興味が沸きましたし、山岳医療チームのメンバーはもちろん、ゲストの皆さんも含めて、一人一人の心情が細かく描かれているので、物語として面白く、深みのある人間群像劇になると思います。
撮影も始まっていますが、現場はいかがですか?
これから、山登りはもちろん医療に関してももっと勉強していきたいなと思っています。長野でのロケは、やっぱり空気が違って本当に気持ち良いです。山が連なっているのを実際に見ながらお芝居をさせていただけるので、気持ちにもリアリティーや力強さがでてくると思うので、すごくありがたい環境の中で演じさせていただいています。
大森さん演じる“江森岳人”の魅力を教えてください
ベテランの山岳医であり、医者であり、登山経験も知識も豊富ですが、いろんな悲しみを背負いながら、分かっていても受け入れられない、大好きな山に対しての複雑な想いに頑固になっているキャラクターです。そんな深みが、見ていただく人に伝わるように、繊細に丁寧に演じられたらと思っています。大きなブルースの部分をどうやって出していくのかと、個人的には、人間味や隙(すき)をしっかり出せたらと思っています。
共演の杉野遥亮さんの印象はいかがですか?
これまでもご一緒しているので、色々と分かっているところもあるのですが、すごく可愛いです(笑)。ただ、可愛いだけではなくて、芝居の部分でぐいっと立たせてくれるので、すごく頼もしくもあります。これからもそんな場面をたくさん見させてもらえるのかと思うとすごく楽しみです。ただ、現場にいるときは、とにかく、すごく可愛いです。
『マウンテンドクター』の見どころ、注目して欲しいポイントを教えてください
登場人物それぞれのキャラクターの存在と、みんなが抱えている色々な事情を乗り越えて立ち向かっていこうとする姿に勇気をもらえるドラマになっていると思います。歩(杉野遥亮)の考えが正しいのか、江森(大森南朋)の考えが正しいのか、とにかく現場に医療が届くようにしたいという想いはどちらも持っているわけで、これからの山岳医療の在り方を僕ら自身も探しながら、演じていきたいと思っています。

プロデューサー近藤匡(カンテレ) コメント

日本ではまだ馴染みが少ない「山岳医」と呼ばれる医師たち。このドラマは数ある医療ドラマの中でも今まであまり触れられてこなかった彼ら・彼女らの救命現場にスポットを当てます。私自身この企画を作り始めた時には知識も浅く「医師が山へ急行し救命にあたる、かっこいいドラマを作りたい!」なんて、今思うと恥ずかしいことを考えていました。しかし、実際に活動する多くの山岳医の先生たちや、傷病者の救助にあたる救助隊の方達にお話を聞く中で、「医師が山に行き救命にあたるリスク」「現場で救命にあたるべきか、病院で救命にあたるべきかというジレンマ」「救助と医療の連携で高まる救命率」など山岳医療の現実と奥深さを知りました。だから、「ただのカッコいい医療ドラマ」では終わらせません。ハラハラドキドキするエンタメの中にも、山岳医療の現実や問題、山岳医療に従事する皆さんが抱く想いを込めて、多くの人がまだ知らない山岳医療のリアルを描きます。主役の青年山岳医には、脚本や演じるキャラクターに真摯に向き合い、心の中心に熱い想いを抱いて演じてくれる杉野遥亮さん。そして対峙する先輩山岳医を、お芝居のみならずとにかく人間的に圧倒的な魅力を持つ大森南朋さんに演じていただきます。そんな二人が繰り広げる緊張感のある芝居合戦にもぜひ注目してください。360度見渡す限り山に囲まれた美しい町・長野県松本市を舞台に、山の美しさだけではなく山の怖さをも知る登場人物たちが、山を愛する患者さんたちのために奮闘し、成長し、山岳医療の未来を切り開く物語。壮大なスケールと大自然の映像美でお贈りするドラマ「マウンテンドクター」は、観てくださった人の心を温めるとともに、抜群の爽快感を与えてくれると信じています。

作品概要

タイトル
『マウンテンドクター』
放送枠
2024年7月8日(月)スタート(初回15分拡大) 毎週月曜よる10時
(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
出演
杉野遥亮 岡崎紗絵 宮澤エマ 向井康二 大森南朋 ほか
脚本
高橋悠也
監督
国本雅広、高橋貴司、保坂昭一
プロデューサー
近藤匡(カンテレ) 大城哲也(ジニアス)
制作協力
ジニアス
制作著作
関西テレビ