上杉真穂選手、世界を目指すなら『簡単に前を譲っていいはずはない』

上杉真穂

とにかく「世界選手権に行きたい」

今大会にかける想いは?

上杉真穂選手: 「かける想い…」っていうのは目標みたいなものですよね。

とにかく「世界選手権、行きたいなぁ」っていう、行ってみたいなぁって感じです。フフフ。

上杉真穂

日本代表として…大きな舞台へ

上杉選手: 一回、アジア選手権で日本代表みたいな感じで、いつもとは違うユニフォームを着た時に、もちろんスターツ(所属チーム)なんですけど、『あっ、なんかちょっとジャパンがついてる』みたいな、それだけでもやっぱりテンションて違うので。なんかそういうのを、もっと大きな舞台で経験してみたいなぁって思います。

上杉真穂

上杉選手: やっぱりかっこいい。「JAPAN」とか「日の丸」とか、日本代表っていうのは。
ウェアとかね、頂けたりっていうのもうれしいですし、かっこいいなぁって思います。

ウェアは飾ってる?

上杉選手: いや、全然。リュックの中にしまってあります(笑)

先頭集団で…「2:23:18」は絶対に切る

目標のタイムは?

上杉選手: 最低限で2時間23分18秒の世界選手権標準は絶対切りたいと思っていて、第1集団でついていくなら、2時間20分、21分…まで行けたらもう、最高だなぁって思います。

第1集団にいることが大事?

上杉選手: それがこう、自分が一番テンションが上がって走れるレースプランなのかなって思います。
どっちかっていうと、後ろで行くのも、もちろんいいんですけど、なんか前行った方が、先頭集団走れている“ワクワク感”みたいな感じがあるから…。

それはもちろんキツいんですけど、それで(先頭集団に)“ついていって、ついていって”…で、ラストも“耐えて耐えて”…っていう方が、自分の持ち味が出せるのかなぁって。

上杉真穂

同い年には松田瑞生選手…「簡単に前を譲っていいはずはないよな」

同じ年の松田瑞生選手について

上杉選手: あまり同じ年っていう感じもしていなくて、どっちかっていうと「上の方にいる人」みたいな感じだったんですけど、

今回こうして「私も世界選手権に出たい」、松田さんも「世界選手権の枠を獲りたい」って言ってて、“同じ目標”になったんだなぁと思って。

その点では同じ年だから…なんだろう、「簡単に前を譲っていいはずはないよな」っていうふうには思います。

上杉真穂

覚悟は決めた…強気で攻める走りを

大阪国際女子マラソンを控えて

上杉選手: 「先頭集団についていく」っていう覚悟を決めた時には、絶対キツいだろうし、ガマンの連続になるだろうなっていう風には思いますけど、でも、世界選手権っていうのも「私にもチャンスがある」と思って、そこは強気で攻められるようにしたいなと思います。

上杉真穂
『パリこそ、私。』その思いを胸に
第41回大阪国際女子マラソンは1月30日(日)ひる12:00~