第22回 概要

2014年10月24日

日時

2014年10月24日 10時30分~

出席者

蔵本一也 委員長、鈴木秀美 委員、難波功士 委員、
福井澄郎 社長、堤田泰夫 専務、制作局長、編成局長、事務局

委員会では冒頭、福井社長から今年度上半期の経営状況をはじめ、関西テレビの課題などが説明されました。議事の概要は次の通りです。

放送基準の一部改正について

民放連の放送基準が変わり、11月から施行されることを受け、当社の放送基準を民放連基準に準じ機関決定を経て、第109条の広告の取り扱い等を改正する旨報告を受けました。
委員からは「良い会社もあればそうでない会社もありクレームも多いと聞いているので、きっちりとしたガイドラインを作り、慎重に運用してもらいたい」と述べました。

事例集作成について

様々な問題を受けた再発防止策の一環として事例集を作成し、説明会を20回以上行い周知しているとのことで、担当者から報告を受けました。委員からは「非常にコンパクトに大事な事がまとまっている。世の中が動いていて、事例は次々に増えていくので、その都度バージョンアップされることを望みます」等の感想を述べました。

視聴者からの意見等について

7月から9月放送の番組で、視聴者からの主な意見と対応について確認しました。

  • ドラマの次回予告で、障害が発覚との表記があったこと等について議論しました。委員から「障害」について、漢字の「害」にするか、ひらがなの「がい」にするか、公的機関などでは全部ひらがなだが、見直す予定はあるか」と質問しました。これに対し関西テレビからは「FNNで討議もしているし、そろそろ変えた方が良いという意見や情報は入っていて検討材料にはなっている。変わっていく可能性はあります」と回答がありました。
  • 深夜のバラエティ番組で、母親が子どもを落とすという場面が非常に不愉快だと、視聴者から苦情が寄せられたことについて議論しました。委員から「バラエティで現実には落としていないといっても、やはりギリギリの線と思う。ちょっとリアル過ぎる」といった意見を出しました。
  • ニュースでのインタビューに関して、言いたかった内容と違ったように放送されたと苦情が寄せられた件について議論しました。委員から「発言していることは事実だが、本人がどのように言いたいと思っているのか気をつけるべきだ」と意見を述べました。

社員から委員への直接通知について

この期間社員等から「内部的自由の保障」に係る直接通知案件は、ありませんでした。

次回、第23回委員会は、2015年1月16日(金)に開催予定です。

以上