関西テレビ放送株式会社

 

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  • 4.オンブズ・カンテレ委員会

オンブズ・カンテレ委員会は、「あるあるⅡ」問題を受けた外部調査委員会の提言に沿って、関西テレビ再生委員会からの答申によって設置された関西テレビ活性化委員会から発展した、外部の有識者からなる委員会です。この委員会は、第三者の視点に立ち、番組や放送全般等について関西テレビに対し、広く論評・注意喚起・提言を行う組織です。
その第一の目的は、視聴者の皆さんとの回路づくりです。関西テレビを、社外から恒常的に見ている関西在住の視聴者の皆さん、言い換えれば、関西テレビを監視してくれている視聴者の皆さんの声に、より一層耳を傾けようとするものです。そのような視聴者の皆さんに対する姿勢が、とかく一方的になりがちな視聴者の皆さんとの向き合い方を是正し、ひいては「視聴者の皆さんに支持される関西テレビ」を実現していきます。
また「発掘!あるある大事典Ⅱ」における一連の不祥事において、その発覚前から番組に対する疑問の声が外部から挙がっていたのにもかかわらず、それに気づけなかった要因の一つは、放送局側の視聴者の皆さんに対する「奢り」であったとの指摘が多かったことを踏まえ、視聴者の皆さんとの回路をより強化し、かつ、視聴者の皆さんからの苦情、人権侵害に関する抗議に対し、真摯に向き合う苦情処理制度として、オンブズマン機能をこの委員会が担います。
また、既存の番組審議会での意見や、視聴者情報部に集まる一般視聴者の意見・苦情、人権侵害にかかる抗議など、主にネガティブ情報に目配りをし、その改善を求めます。
具体的な役割は次の各点です。

1)オンブズマン機能

視聴者情報部が集約した視聴者などから届いた意見、批判、苦情などを、第三者の視点から吟味・検討し、その結果によっては、委員会事務局(コンプライアンス推進部)に調査を指示し、さらにその結果によっては、会社に改善策を求めます。また、放送による人権侵害などの抗議・苦情に関して、会社から独立した立場で調査・検証し、その内容を社内に還元し、関西テレビに救済措置などの改善策を求めます。

2)内部的自由の担保

関西テレビの報道、番組制作に携わる者が、関西テレビ放送番組基準に沿わない、良心に反する業務を命じられたときなどには、オンブズ・カンテレ委員会に直接通知メールなどで「救済」を申し出ることができます。
委員会では事実関係を調査のうえ、必要があると認めたときは、見解をまとめ、場合によっては関西テレビに対し、注意喚起・改善を求めます。

その他、「オンブズ・カンテレ委員会特選賞」の選奨なども行います。
オンブズ・カンテレ委員会で討議された事案において、委員会のだした結論を関西テレビは尊重します。ただし、委員会の結論は、関西テレビの判断を絶対的に拘束するものではありません。
また委員会は、自らの意志を社会に意見表明をする場として、関西テレビの「月刊カンテレ批評」等、関西テレビの自己検証番組での発言権をもち、関西テレビは、委員会から要請があった際は、同番組での委員会の発言を保障します。また、関西テレビのホームページ内にオンブズ・カンテレ委員会のサイトを設け、その編集権は委員会にあります。