関西テレビ放送株式会社

 

  1. 第5章 著作権
  • 第5章 著作権

攻めと守りの著作権

番組すべてを自分一人で制作することができますか?
自分で台本を書き、自分で演出、出演する。そして音楽の作詞、作曲、演奏までしてしまう。そんなスーパーな人なら「著作権」のことを考える必要はないかもしれません。
しかし、実際には、他の人が作った音楽を利用し、あるときは写真や映像を借りることがままあります。ドラマなどでは原作を基にしたり、脚本を頼んだりすることが多いでしょう。
つまり、番組を制作するときは多くの人が創作したもの(著作物)を借りることになります。そして、それら(著作物)は無断で利用することはできません。許諾を得て対価を払って初めて利用することができます。無断で利用すると権利侵害として訴えられることもありえます。
番組を制作するには著作権法を守らなければなりません。
また番組を制作するとき企画から演出・制作も関西テレビで行い、費用も個別に当社が支払っているなら(著作権法上の「発意と責任」にあたります)、番組の著作権は当社に帰属します。もし番組を二次利用する際、番組の著作権をもっていなければ自由にコントロールすることができません。せっかく巨額の予算を投資しても番組の著作権をもっていなければ、地上波放送の数回(たとえば全国エリアで2年間に2回)の利用しかできず、その後は当社でコントロールできないことになります。
制作に入る前に番組の著作権を持つべきかどうか、会社としての戦略が必要になります。
著作権には攻めと守りの両面の要素があるといえるでしょう。