関西テレビ放送株式会社

 

  1. 第5章 著作権 >
  2. 3.報道に関わる権利処理
  • 3.報道に関わる権利処理

(1)自ら取材した物は「原則」自由に使える

関西テレビが独自に取材したものは映像・文字情報ともに著作権は関西テレビにあるので、編集や加工・放送について、報道の倫理に合致する限り原則自由に使うことができます。FNN系列各局が取材したものについては当該取材局の許可が必要です。ただし、他人の著作物等著作権が関わる内容については注意が必要です。


(2)制作会社に依頼した物

関西テレビが「番組の一部」などを外部の制作会社に発注し、取材・編集した物については、著作権がどちらにあるかを事前に明確にする必要があります。二次利用などの場合には注意が必要です。


(3)他人の取材したものや著作物は勝手に使えない

他社が放送したものや新聞・雑誌・本などから転写・採録などして放送に使うことは基本的にできません。(共同通信やロイター・APなどからの配信映像・記事を使えるのは、契約して対価を支払っているため)
ただし許諾を取らずに利用できる例外のケースとして、「引用」と「時事の事件の報道のための利用」があります。
第5章−1−(3)−1)「引用」参照)


(4)視聴者提供映像

高機能の携帯電話の普及などに伴い、視聴者から事件や事故のビデオ・写真等の提供を受けることがしばしばあります。
これらの権利は当然撮影した本人がもっていますが、提供を受けた時点で利用の許諾を与えられたと考えられるため利用することができます。ただ、報道目的のためだけの利用許可の可能性もあるので二次利用、利用範囲や報道の趣旨については、本人に確認するなどの注意が必要です。


(5)ニュース映像の二次利用

ニュース映像は報道目的で放送されることを前提に撮影されたものなので、その二次利用については慎重でなければなりません。
肖像権やプライバシーなどについても十分配慮しなければなりません。
①ニュース映像の著作権や権利関係を明確にする(特に外国の映像や視聴者提供映像など)
②取材相手が報道目的で取材を許可した映像(インタビューや各種イベントなど)については、あらためて取材先に許可を取る必要がある
③報道目的に取材した映像なので外部から利用願いがあった場合(放送した後のダビングビデオテープの提供なども)は営利目的であろうとなかろうと原則としてこれを認めない。