競馬BEAT

杉本清の夢の一頭

ご意見番・杉本清の先週のレース報告(言いたい放題)と今週のレース予想(ささやき)。

2017年10月27日

清の言いたい放題

あの甲子園球場が泥田んぼのような悪条件でクライマックスの第2戦をやった阪神とDeNAの試合を見ながら「大変やな〜」と思ったがそれが競馬にもやってくるとは。しかし、雨の多い英国で始まったスポーツはラグビーをはじめゴルフそれに競馬もちょっとやそっとの雨では中止にはならないのだ。22日(日)の競馬は大型台風の影響もあって特に京都、東京の2場はどこを通っても同じ悪い馬場状態。淀の3000m、菊花賞も最近では記憶にない(ラプソデーが勝った1957年、エピファネイアが勝った2013年に続く3度目の不良馬場)馬場だった。思い出したのは初めて菊花賞を実況した昭和44年、あの年も馬場が悪く勝ったアカネテンリュウが直線中程で抜け出してから外へ内にと寄れながらゴールインしたシーンだった。「お前は3000mの実況が初めてのせいか、ペース配分がわかっとらんな」とレース後、先輩に言われたことが。なのに、勝ったキセキはデムーロ騎手、お得意のコースというか、馬群の外から一直線にゴールめがけて伸びた圧勝劇だった。トライアルの神戸新聞杯で馬混みをこじ開けて2番手に上がり、レイデオロに迫ったのを見て「本番はこれ」と決めたのに、と後悔しても後の祭り。グチになるがデムーロ騎手との馬券の相性は悪い(笑)。本命にするとインをついて抜け出せず4着だったり、押さえにしているとスプリンターズステークスのレッドファルクスのように外から物凄い脚で伸びてくる。キセキもまさにそれ。レース後、破顔一笑で握手をされると憎めない、イタリアンだ。とにかく、大一番に強い男だ。馬場が悪かったせいか、どの馬も前へ行って粘りこもうとする気があったのか前半から前が入れかわり立ちかわりゴチャゴチャした。ハナに立ったウインガナドルをかわしてマイスタイルが更に向こう正面からアダムバローズもかかわり、3コーナー手前からダンビュライトもいい手応えで、これにくっついてクリンチャー、ポポカテペトル、マイネルヴンシュ等人気薄の面々も。更に3コーナーの坂の手前からミッキースワローも。この時、キセキはまだ動かず、一瞬、前との差が開いたが、坂を下ってから外を通って上がってくるキセキの脚が目立った。みんなが動き出した時に一瞬「待つ」、ここがデムーロ騎手の凄いところだ。この秋のGIはデムーロ、ルメールときて今度はデムーロか?の予感通りにしておけばとも思ったが、いずれにせよ2着のクリンチャー3着のポポカテペトルは全く頭になかったからアキラメはついた。キセキも頭にありながら最終的にサトノクロニクルを中心にしたが、いい所なく終わってしまった。やっぱり馬場状態だったか。
昭和38年から「生」で見続けてきた菊花賞だったが、遂に、今年、なんと東京競馬場でのイベント参加でその記録も途だえちょっと複雑な心境だ。自分にとっては今迄にない珍しい不思議な今年の菊花賞だった。
さあ、今週は天皇賞(秋)。豪華な顔触れ、天気も回復(?)秋晴れの下、素晴らしいレースになること間違いなし。否、又、台風(?)「勝っても仮に負けてもキタサンブラックだ!」尚、折角、好調に滑り出した馬券戦線、3度目でストップ。早く立て直さないと悪い方へズルズルといきかねない。

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