競馬BEAT

杉本清の夢の一頭

ご意見番・杉本清の先週のレース報告(言いたい放題)と今週のレース予想(ささやき)。

2018年4月6日

清の言いたい放題

阪神競馬場の桜が年々、見事になってくる。
昭和30年代後半に向こう正面に桜花賞を意識して植えられたのが、ようやく成果となってあらわれ、まさに花のトンネルの下、サラブレッドが駆け抜けていくという春、今頃ならではの素晴らしいロケーションとなった。昔は中山競馬場の4コーナーの手前にある桜の方が立派だったが、今やなんら劣ることはない。桜花賞まで何とか持って欲しいのだが、木曜日、金曜日に予想される雨が花散らしの雨にならないことを。
もちろん花吹雪となるだろうが、一瞬の風にパッと舞う様も又、見ごたえがある。
今週(4/1)が桜花賞ならと惜しまれた見事な満開のもとで行われた大阪杯。
スワーヴリチャードの完勝だった。文句なし。デムーロ騎手が作戦通りと言っていたが、1000m、61秒のスローと察知するや、向こう正面で動き、逃げるヤマカツライデンの外に並びかけた時点で勝負あったとの型。レース後は勝って当然というような顔をしていた。これまでのGI勝利では顔をクシャクシャにして喜んでいたのとはなにか雰囲気が違っていた。スワーヴリチャード自身は昨年、ひと夏を越して今尚、どんどん成長しているように見える。古馬らしい堂々とした頑丈な身体つきに、高ぶる気持ちを冷静に出来る心の成長もみせている。心身共に充実一途だ。
問題とされていた右回りもデムーロ騎手が、昨年有馬記念の直線で内へささったことを頭にいれての手綱捌きでもう心配はないだろう。
ダービーのあと、四位騎手からバトンタッチしてから完全に手の内にいれた。キタサンブラックの後継となる可能性大だ。
一方、金鯱賞で凱旋門賞以来での3着はまずまず、2戦目の大阪杯からいよいよと期待したサトノダイヤモンドは叩いた効果なしというかいい所なしに終わり正直がっかりした。マカヒキの二の舞にならなければいいが…。馬体はこの馬特有というかシルエットがきれい過ぎて大阪杯でも
金鯱賞同様、迫力が感じられなかった。
レースでは好スタートをきりながら後続を次々と行かせ、結局は最内の中団よりうしろの位置どり、直線に向いても一気に外へ出る脚力がなく“らしさ”は見られなかった。
次に真価を問う。
あとは天皇賞(春)を大目標にしているシュヴァルグランが、大阪杯を叩いて一変するか。
ジャパンカップを勝った力の持主、注目だ。
とにかく、一強ムードになりつつある古馬陣と感じさせられた大阪杯だった。
最後ひと言。今年のドバイはゴドルフィン軍団の圧勝で何も言うことなしです。

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