10月25日(金)

清の「言いたい放題」

ルメール、戸崎、武豊。やっぱり長距離は騎手の(それもベテラン)腕も。
一概には言い切れないが、今年の菊花賞を見ていてその感を強くした。勝ったアーバンシックのつけた位置。スパートのタイミング、直線の伸び、どの部分をとっても文句なし。
ヘデントールは後方から、位置どりを考えるともう少し前でも、とも。ゴチャついた前へ行ってるとゴール前のあれだけの凄い伸びは?
初めて手綱をとった戸崎圭太騎手もやっぱり。
そして、菊男、武豊騎手、これ又、初手綱も流石。坂の下りから早目のスパート、4コーナーでは外から先頭に並ぶ積極策、一瞬「これか」の勢い。
でも、ルメール騎手のいつものパターン。武豊騎手を意識しているようにピッタリとマーク。
直線、その後から一気のGoサイン。
このタイミングが憎い。ルメール騎手はヘデントール、アドマイヤテラ、どちらにも乗っていたんですね~。そして、最後に選んだのが?アーバンシック。予想の段階で気付き「これか?」と確信めいたものがありいつかの原稿にも書いたようにその通りになって…。にもかかわらず当方はなかなか切りかえられなくて最初からの思い通りシツコク、コスモキュランダで。弥生賞の勝ち方に惚れて、この段階で今年の三冠がこの馬でいくと決め、久し振りにデムーロ騎手に託したのに。
このあたりが馬券の妙、替えて良し、替えてダメの繰り返し、我ダメの時の方が多く、悔いるも後の祭り。曲者は今回、どこにいたのかダメだったが。時には、ほんとに時には良い時もあるので迷いっ放し。いつも言うように独断でいかないと、と反省ばかり。これは馬券を買ってる以上、永遠なのか?
さあ、気を取り直して、今週の天皇賞(秋)2005年の天覧競馬。天皇家に内親王のオメデタがあり、牝馬だ(失礼)と盛り上がっていたが、来賓として招かれ、天皇同妃殿下をお出迎えする光栄に。
その時に陛下から「何をされているの?」「どれくらいされているの?」とお言葉を頂き「32年になります」と身をかたくし、直立不動でお答えしたことが。勝ったのは牝馬のヘヴンリーロマンスだった。今年はどうする。やっぱりルメールか。
否、これ又、2歳から追い続けるドウデュース だ。
武豊騎手は渋い顔をしても、嫌がっても出走する限り変更はしない。
朝日杯フューチュリティステークスといい、ダービーといい、有馬記念といい、鮮やかにGI3勝、世界一になったイクイノックスに勝っているのは自分の馬(ドウデュース)だけと常に言っている。
「必ずや強さを見せてやる!」負けず嫌いの武豊騎手のことラスト3戦に燃えているだろう。
頼むぜユタカ~。
今週から思いきって、思いきってGOGO!