9月20日(金)

清の「言いたい放題」

歳をとる。歳を意識することなんてなかった時代にはピンとこなかったが、実際この時が近づいてくると、つい、考えさせられることがある。
歳をとる、なんて嫌な言葉。年齢を重ねる、の方がいいか。最近は気分的にそれでなんとか落ち着いている。別にどっちでもいいのだが。
その年齢を重ねると思いもよらないことが次から次へ起こってきて、ユックリ出来るどころか、いろんなことに追いまくられている。
ま、人それぞれなんだが。
それで時間もなくなり、時間を作るために早く起きてしまう。最近の起床時間は午前5時。この時間に起きると、流石にヒンヤリしていて気持ちがいい。ヨーシという気になるのだが、時間が経つにつれてドンドン暑くなってきてウンザリ。
まだまだ暑い。それはそれとして、先週もJRA70周年記念のイベントで中山競馬場へ。いつ以来か。キタサンブラック?
コロナもあって尚のこと。現場から自然と遠のいた。中山競馬場は変わっていなかった。当時はセントライト記念。セントライトは“菊”への道。競馬をはじめた頃は意識したレースだが最近はそうでもない。それだけ競馬そのものが進化し、路線が多様化したからだろう。
このトライアル?ほど厄介なレースはない。
本番は先とかいろんな要素が含まれているからだ。つい余計なことまで疑ってしまう。
しかし、今年は結果的に人気馬が上位を占め順当におさまった。
前日、15日(日)のローズステークスはどうだったか。単勝1.7倍と圧倒的人気したレガレイラはどうだったか。
既にGI出走の権利はある。したがって前哨戦で目いっぱいの仕上げかどうか。余計なことを考えてしまう。
スタートは甘く。しんがりから、直線も大外へコースをとり、直線だけでどれだけ伸びるかのレース振り。一応際どいところ(5着)までは来たが微妙。しかし、これで、本番はこの馬と決めた。こんなことがあるから前哨戦はあまり好きにはなれない。
そんなことを言っても、外野の言うことで馬の耳にボヤキになる。
今週はどうだろう。神戸新聞杯。これ又、菊花賞トライアルで3着まで優先出走権がある。確り見極めたい。それが前哨戦というものだ。
今更だが、常にこんなことを考えて競馬をして63年目。競馬はやめられない!