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「ケンカツ」トピックス28|相手に合わせ声のトーンも変える究極のコミュニケーション!

ケースワーカーが見ても、ケースワーカーに見えること。
これが、吉岡里帆さんや井浦新さんをはじめとするケースワーカー役のみなさんが、役を演じる際に意識していること。
衛藤さんの徹底的な監修で実現している例をご紹介しましょう★

たとえば、1話の丸山さんのお宅。着任したばかりのえみるを連れて、半田が家庭訪問に行ったシーンです。
注目点は「距離感」。
布団に寝ている耳の遠いおばあちゃんに話しかけるには、「もう10cmおばあちゃんに近づきましょう。ただし、布団の上にはのらないギリギリのところで」というアドバイスが、衛藤さんから井浦さんにあったそう。どの距離で話しかければ耳の遠い丸山のおばあちゃんにも聞こえるか、半田は熟知しているのですから、そのことが自然に表現できる距離まで詰めました。
一方、えみるはちょっと引いた位置に着座。初めての家庭訪問なので出すぎない距離がいいですね。

監修の衛藤晃さんによると、「相手の状態で距離感をはかります。間にテーブルを挟んだほうがいい人もいるし、真正面に対峙するのではなく90度の角に座ったほうが話しやすい人もいます。また、声のトーンやしゃべるスピードも個別に変えるんですよ。大事なのは、相手の話を聞いてからしゃべること。まずは聞くことからです」

まずは、聞くこと。これ、とっても大事なんだそうです!

「Yes/No、ではなく、オープンで自由な答え方ができるように質問するのがいいんですね。まずは相手の話に耳を傾け、相手が言ったことをまとめながら反復したり、こちらが聞きたいことを織り交ぜて返したりします。聞き役に徹しながらも、必要な情報はさりげなく質問しながら聞き出していく方法です。やったかやらないかのYes/Noで相手を追い詰めたり、遮ったり、否定することなく、自由にしゃべってもらう。その中で相手の状況や本音を汲み取っていきます」

井浦さんもインタビューで、「(衛藤さんは)人と究極の関わり方をしている方だから、コミュニケーション能力がすごい」と話していました。そんな衛藤さんがモデルの半田は、「利用者に寄り添うときは自分じゃない。自分を無くして、その人に合った自分になって寄り添える」とも。

究極のコミュニケーションで寄り添うケースワーカーのお仕事。
でも、相手に寄り添いたい一心が、こちらの情熱を押し付けることになり、がんばることが返って裏目に出てしまうことも……! 新人ケースワーカーたちの奮闘をどうぞお楽しみに!

監修秘話、次回は「ケースワーカーの持ち物」をご紹介します!

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