インタビュー

一人だけ関西弁のオッサンが癒しと笑いのオアシス。
多くを語らず、背中で見せていける存在に。

無理はしない主義のベテランケースワーカー石橋五郎を演じる内場勝則さん。吉本新喜劇の座長でもあることから、内場さんが画面に出てきたらほっこり、なにか笑わせてくれる!との期待も高め。8話では、そんな癒しキャラ石橋の過去も出て来て、えみる(吉岡里帆)の成長に一役を買います!

石橋五郎役を演じる上で意識されていることは?

ベテランでいろんな経験をしているので、若い子が入ってきたら、自分も若い頃にはこんなこともあったかなーと。ぜんぶわかっているんですけど、いらん口出しはせず、肩の力を抜いている感じですか。

関西の笑いのニュアンスもあります。

題材が結構重いので、ぷっと息抜きになったら、空気を変える一役が買えたら、というのはあります。

癒しのキャラクターです。そして、役所に一人はいそうな。

古臭いタイプで、アームバンドをしているザ・役人。いまはアームバンドをしている人なんていないのかもしれないですけど(笑)。でも、いないようでいる、いるようでいない、そういう貴重な存在。石橋さんもキャリアは積んでいますけど、そんなに老けているわけではないんです。プライベートであるんですけど、ちっちゃいときから見てました、と言われたらショック(笑)。そういう歳に自分もなったのか…、と。

内場さん自身の新喜劇の座長と重なる部分もありますか?

僕も自分からこうしろとは言わない。背中でわかると言いますか、態度で答えを出していかないと、と思っているので。自分ががんばったら後輩もあがってくるし、後輩ががんばっているのを見て自分もがんばる。口でごちゃごちゃ言うより動いたほうがいい、というような。

8話では石橋の過去の経験も出て来て活躍します。

石橋自身の経験を、押し付けがましくなく言いたいな、と思います。アドバイスがアドバイスに聞こえない、何気に心に沁みたらいいな、と。聞いたら答えるけど、あえて自分から出しゃばってはこなかったこの人も、やっとヒントを言うたか!と(笑)。若い頃は僕も半田さん(井浦新)みたいなことをしていたんよ、君だったらどうする?というヒントだけでいいと思うんです。
新喜劇でも、後輩に、どうしたらいいですか?と聞かれます。そういうとき僕は、君の考えたギャグを僕が言ってもウケないし、僕のギャグを君が言ってもウケない、キャラクターだからねと言うんです。僕だったらこう考えるけど、君やったらどう考える?というヒントだけ言う、教えるとかではなくてね。笑いはセンスですしね。

みなさんとの共演はいかがですか?

みんな、いい仲間です。空気が違うところから入ってきた僕を、井浦さん先頭にして迎え入れようとしてくれます。井浦さん、休みはどうしてるんですか?とか聞いてくれるんです。気を遣ってくれてるわ、と(笑)。
何度か飲みに行きました。若い人たちも僕の娘や息子みたいな歳の子ばかりなので、がんばっているなーと思って一緒にやらせてもらっています。

関西テレビ ページトップへ戻る