インタビュー

女子力高めの桃ちゃんには裏設定も?
この夏、桃浜都も水上京香も奮闘しています。

優しい笑顔でみんなをつなげる桃浜都役の水上京香さん。新人ケースワーカーとしての悩みをえみる(吉岡里帆)や栗林(川栄李奈)と共有しながら、すこしずつ成長しています。5話ではそんな桃浜にも生活保護利用者との正面衝突が……。6話への見どころも聞きました。

女子力高めという桃浜のキャラクター作りのポイントとは?

服装、髪型等、まとう雰囲気すべてに女性らしさがある人なので、自分の中身が追いつくようにと演じています。わたしは、お風呂上りと朝の洗顔後に化粧水と乳液をつけるくらいの、最低限度しかできていないので、ネイルを塗ったり、ネックレスを付けたり、ひと手間を加えることができる桃ちゃんは素敵だと思います。わたしもアクセサリーが好きで、その中でもネックレスは一番女性らしいと思うんです。桃ちゃんはちゃんとつけていて、衣装や持ち道具のスタッフさんと、「実は桃ちゃんには彼氏がいて、プレゼントのネックレスをずっとつけているんじゃない?」と話しています。おしゃれで付け替えるのではなく彼氏のプレゼントだからネックレスは一つにしようとこっそり、裏設定としてやらせてもらっています。4話までネックレスはつけていなくて、職場に慣れてきた5話からつけ始めようという、あざとさ(笑)。髪型一つをとっても少しアレンジを加えていたら、夜はデート?という感じ。衣装さんやメイクさんのチカラを借りて桃浜都を作っています。

桃浜らしさが散りばめられていますね。

性格は、関わらないほうがよさそうなことは見て見ぬふりをしてしまっているのかなと思う一面もあります。そのほうが、ある時は生きやすかったりするのですが、ずっとそれでいいのかなという天使と悪魔の気持ちがわたしも桃浜都も交錯しています。生活保護に関わる職として働く中で、見て見ぬふりはやめよう、ちゃんと真正面からぶつかっていけばいいことも必ずあると信じてみようと、一人の女性として成長していこうと奮闘しています。

5話では担当利用者の家族問題という難題を突きつけられました。

家族は当たり前にあるものだと思っています。友だちなら離れてしまうひどいケンカでも家族なら、一晩寝れば自然とリセットできる。ごめんと言えない時も空気でなんとなく戻れるのが家族という考えがあったので、水原家のような状況には違和感がありました。台本を読んだ時から、家族なのにどうして?と否定的な目を持ちました。でも、自分の周囲にも、知らないだけでそうした家族はいると思います。それこそ、見て見ぬふりをしてきたのだろうと思います。5、6話は、そこに焦点を当てた、桃浜にもわたしにとっても、知らないことを知る機会をいただいた回になりました。

撮影はいかがでしたか?

水原さんとのやり取りは、伝わってくるものがあまりに重く、どう理解すればいいのか悩みながらの撮影でした。悩んでいること自体にプレッシャーを抱かないようにしました。いまの自分がどういう状況に置かれているのかということに真正面から向き合い、ちゃんと悩む。悩めているから前に進めるはずという気持ちで撮影に挑みました。

6話の展開をぜひ見届けたいですね。

5、6話で、一人の女性としてかなり成長できたと思います。ちゃんと表現できているかはわたし次第ですが、6話のラストまでぜひ見ていただきたいです。実は、水原さんとの出会いから6話の最後のシーンまで1日で撮り切ったので、最後のシーンでは想いのすべてがあふれ出ました。

水上さんが「わたしの生活にこれさえあれば」というものはなんですか?

フィルムカメラがあれば!
写真が大好きで、1日に1枚以上は撮っています。見たものを、視覚だけでなく形で残したくて。今までは風景が多かったのですが、最近は人物も撮っています。フィルムを現像した時の喜びが大きいです。撮った瞬間の気持ちや空気を全て含んだタイムカプセルのようで、懐かしい気持ちを思い出させてくれます。写真の偉力・魅力は底なしです。

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