インタビュー

ドラマの京極になって世界観を大事にしたい
嘘のないアプローチで役づくりをします

受給者やケースワーカーの甘えを許さず、常に冷静に厳しく判断する上司の京極大輝。田中圭さんの新しい一面が見られて目が離せません。

京極のキャラクターはどのようにつかんでいますか?

いまのところ自分との共通点は見つけていませんが、よほどのキャラクターでない限り、共感できる部分はなにか持ち合わせていると思うので、その点は心配ないですが……。京極は、ざっくりいえばお金にシビアな上司。実際の僕はお金にルーズだし、ぜんぜん厳しくないから、どうやろうかって感じです。京極役のオファーをいただいて原作漫画を読んだ時、自分自身とはかけ離れていたので、三巻で読むのを止めました。

それはなぜですか?

これ以上読んで原作の京極さんが自分に入ってくると、本当にどうしたらいいかわからなくなりそうで。原作を無視する作りにはしたくないけれど、あまりに自分のやっている姿がハマらなかったら、漫画に合わせに行ってしまうかもと思ったんです。原作ではなく、脚本の京極になってドラマの世界観を大事にしたいと思い、漫画はわざと読むのをやめたんです。

ケースワーカーは知っていましたか?

今回いただいた資料を読んで中身を知りました。大変な仕事だなあと思います。俳優はなくてもいい職業だけど、ケースワーカーはなくちゃならない仕事だと思いますし。自分は俳優で、世の中の8割くらいの職業の方々を純粋に尊敬しています。

俳優として、どんな職業もモノにして演じるのですね。

職業をイメージングするのは慣れています。それが俳優の仕事であって。身近だろうが、遠かろうが、想像を働かせて演じる。警察官でも、ボディーガードでも、大統領でも、ケースワーカーでも、同じように想像力を働かせる。実際に働いている人がどう見てくれるかがありますが、そこはもうみなさんにゆだねるしかないです。この物語は人間ドラマだと脚本を読んで思いました。見る方の想像力でリアリティを出していけるのではないかと思います。嘘のないアプローチで役づくりをしていきます。

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