インタビュー

不器用だけど一生懸命に人を思う義経えみる
大好きなシーンがたくさん詰まったドラマになります!

安定志向で公務員になったけれど、福祉保健部生活課に配属され生活保護受給者を担当することになった義経えみる。壁にぶつかりながらも持ち前のひたむきさで懸命に突き進んでいくえみるは、吉岡里帆さんが演じればこそイキイキ!役についてや共演秘話を聞きました。

演じ始めて感じるえみるの魅力とは?

とにかく一生懸命なところと、不器用なりにも人への思いが強いところです。生活課配属早々の1話でとても悲しい事件が起きますが、それを機に、たとえ非力であっても自分がその人のためにどうすればいいのか、その人の人生にとっての幸せとは何なのかを一生懸命に考え、行動していくことになります。そのひたむきさや素直さが素敵だなと思います。

ご自分とえみるを照らし合わせると?

えみるは、その人のためにこれがいいと思うと一点集中で勧めてしまうとか、一生懸命すぎて本質が見えなくなるところがあります。わたし自身も、できるだけ周りを見ながら落ち着いてやりたい反面、感動したりうれしいとすごくテンションが上がるし、悲しい時はすごく落ち込むこともあるので、不器用な感じはちょっと似ているかもしれないですね。

半田役の井浦新さんとの共演はいかがですか?

半田さんは指導係なので、特に1話では一緒にいることが多いです。自然体で包容力のある半田さんはえみるにとって大きな背中ですし、一番そばで大事なことを教えてくれる存在です。井浦さんのあの声のトーンで話されると、セリフがえみるのど真ん中に届くんです。えみるが本質を見失いそうになる時に助言をくれる、そういうシーンが、このドラマの見所のひとつだと思います。個人的には自転車に乗って走りながら会話するシーンが好きですね。初めは一緒に受給者の自宅へ訪問しますが、物語が進むとだんだん一人で行くようになるので、一緒のいまは貴重な時間だなと思いながら過ごしています。井浦さんご本人はすごく真面目でおもしろい方。好きなものに没頭する力がすごいというか、好きな日本史を若手俳優相手に現場で熱く語ったり、こけしの袋ポーチを持っておられたり。可愛らしい方だなあとほっこりしています。

阿久沢役の遠藤憲一さんとはいかがですか?

エンケンさんは、わたしがなにを話してもぜんぶ大笑いしてくださるんです。スベったときでさえ大笑い。エンケンさんの素敵さをどう伝えたらいいかな……。現場で一番フレッシュで、一番少年で、一番ピュアな心をお持ちで、とてもチャーミングな方です。

同期メンバーや、京極役の田中圭さんとは?

同期メンバーが全員集まる撮影初日にチェインストーリー(#1.5)も撮りましたが、初めからそれぞれの個性が垣間見られました。みんなそのまま普通にいて微妙に噛み合わずいびつなのに、それが噛み合っている感じと言いますか。こういうのは同年代にしかできないシーンのおもしろさだと思います。同い年だから同じようなものを見て、経験して育ってきただろうに、全員にそれぞれ違う弱点があり、それが利用者との確執になり、ドラマの軸にもなっていきます。役柄としても補い合う仲だから、これからの撮影でみんながしんどい時に誰よりも元気でいたいと思うし、弱った時は素直に話せると思います。

田中さんの京極さんは生活保護に対して世の中が思うことを代弁している側面があると思います。京極さんのルールを厳守する正義も、半田さんの包容力や人との関わりを大切にするやり方も、どちらも尊敬します。田中さんには自由人のイメージがあったのですが、ご本人とその話をしたときに、“そうなんだよ自由人なんだよ”と笑顔でおっしゃっていて。わたしはとにかく生真面目で頭でっかちなタイプだけど、自由に楽しみながら演じる姿勢を田中さんに教わりたいと思います。

最後に視聴者にメッセージをお願いします。

日本のいまの状況に目を背けないことが大事かなと思います。新聞やニュースもありますが、ドラマならもっとわかりやすく見てもらえると思うんです。いろいろな思いを込めて演じていきますので、どうぞ楽しみに見てください!

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