カンテレTIMES

“おしゃべりの達人”兵動大樹さん・桂吉弥さんに
関西出身の実力派俳優・若手3人衆が挑む!!

6月29日(土)から大阪・ABCホールで上演される、芸人・兵動大樹さんと落語家・桂吉弥さんがW主演する舞台『はい!丸尾不動産です。~本日、家をシェアします』。シェアハウスを舞台にしたこのワンシチュエーション・コメディーで、ワケあり住人を演じるのが関西出身の役者3人。
自称・ミュージカル女優・亜美を演じるのはミュージカルを中心に活躍する青山郁代さん。やたらと他人にマウンティングを仕掛ける司法浪人生の健治を演じるのは大阪の劇団Patch所属の三好大貴さん。そして、唯一まともに働いているものの自分の過去を一切明かさない花屋の滉一を演じるのは、俳優ユニットRUN&GUN所属の宮下雄也さん。数々の舞台に出演する実力派俳優の皆さんに、今回の舞台についてお聞きしました!


Q.今回の舞台について、作品の印象をお聞かせください。

三好:『ガリレオ』や『LIAR GAME』などを手掛けられた古家和尚さんの脚本で、出演者6人だけの会話ベースのワンシチュエーション・コメディーなんて、面白いしかないと思います。僕たち3人がシェアハウスに住んでいるワケあり住人ですが、今回が初対面なんですよね()

宮下:シチュエーションコメディは難しいジャンルの一つ。6人がその場に生きているように見せるには、稽古で積み重ねては崩しての繰り返しをしていかないと。ベテランの方も含め、いろんなジャンルの俳優が刺激し合える、やりがいのある舞台だと思います。

青山:「それいゆ」という舞台で木村淳さんの演出を受けたんですが、役者の資質や魅力を見つけて引きあげてくださる方。今回も木村さん演出ということで、また新しい自分を発見できるかと思うと楽しみです。

 

Q.皆さん、ひとクセある役どころですが、ご自身の役柄についてお聞かせください。

三好:弁護士を目指す司法浪人生で、言うことは達者という、「いるなコイツ」みたいな人物です。お客さんが僕らをのぞき見してもらう感じの作品なので、説得力がないとだめだなと。まずは六法全書を買って、ニュースも見るようになりました()

宮下:役者って自分に合う役に不思議と出会うものなんですね。共感する部分は絶対あるので、自分の人生を引き出しに、演出家にアプローチしながら作っていきたいです。

青山:自称ミュージカル女優役。舞台への夢を掴むために奮闘する点は自分の過去とも共通する部分がある、それが演じられるのは楽しみであり、全然違う役より難しいのかなとも思います。周りの空気を考えず、突然歌い出したり、ミュージカル調に話すところなんて、実際の私そのまま。「当て書きしはったん?」と思うぐらい()

三好:兵動大樹さんや宮下さんとも話していたけど、「同居している人に、うるさいやつや突然歌いだしたりするやつがいたら、嫌だな」って言っていたんです。その感情のままいけますね()

青山:独り言がそもそも歌になっていたり、集中して作業している人の隣で歌っちゃったり。でも、かわいい部分もあるんだよというのも出していきたいと思います(笑)

宮下:ミュージカルの人ってストイックで、発声もストレッチも稽古に入る段階でしっかりできているし、お酒も控えていたり。職人というイメージで、尊敬の目で見ています。ただ、一緒に住んでいて、いきなり歌われたら、やっぱり困りますけどね()

青山:千秋楽の頃にどう変化しているかですね。皆さん、もしかして「歌ってくれないとつまらない!」ってなっているかもしれませんよ(笑)。

 


Q.初顔合わせということですが、お互いの印象はいかがですか?

宮下:皆さん関西出身なので安心感があります。東京に出て17年ぐらいですが、いっこも馴染めなくて…。稽古も含めか月、大阪にいるので心のケアができそうです()。皆さん、初めましての方ばかりですが、この世界に長くいるとそういうこともあまりないので、初心に返って臨みたいです。

青山:中学のとき、まさにRUNGUN世代なんです!中学生の頃クラスの子達にファンが沢山いたことを思い出します。私は宝塚のファンでしたが(笑)。

宮下:そういって言っていただくのは、すごくありがたいんですが、当時はくそガキでしたからね(苦笑)。でも、こうして共演するんですから、人生何があるか分からないですよね。

三好:宮下さんの舞台は「戦国BASARA」や「ライチ☆光クラブ」を観ていたり、劇団の後輩が実際に共演していたりして知っていました。この前、僕が出演した舞台「SPECTER」の衣装スタッフが、大の青山さんファンで、青山さんの魅力を毎日聞いていたんですよ!

青山:うれしい〜!私はお二人とは今までほとんど接点がないので、新しい世界に飛び込む気持ちで舞台をやらせていただきます!

三好:僕ら3人以外に、兵動さんも桂吉弥さん、そしてもう1人の出演者、高岡(凛花)ちゃんはアイドルで、まさに異種格闘技みたい。そんな6人が集まるので必ず面白いことになると思います!

 

Q.兵動さんや桂吉弥さんの印象はいかがですか?

三好:間寛平さんが劇団間座というのを3年ぐらい前からやっていらして、兵動さんとはそこで毎年共演させてもらっています。テレビで拝見しているまんまで、ほんとに面白い方で、優しいし、ご飯を美味しそうに食べるし、いざ舞台に立つとめちゃくちゃ力強い。勝手にお父さんと呼ばせてもらっています()。吉弥さんはめちゃくちゃ喋りもうまいし、素晴らしいパフォーマンスを持っている方。会話劇でのお芝居は未知数ですが、想像を超えてきはるんだろうなって思っています。

宮下:兵動さんは事務所の先輩で、すごく気を遣われる、先輩としての見本のような方。それと、落語は芝居の一番古い歴史だと思っているので、稽古場で吉弥さんと早くご一緒したいです。

青山:昨年、兵動さんが参加されていた舞台を拝見して、その幅広さに感動し、「ご一緒させていただける機会があればいいな」と思っていたら今回お話をいただいて!まさに「運命だな」って。また、普段はお喋りですべての世界観を表現される落語家の吉弥さんが、舞台で役を演じられる姿にも興味津々です。

 

Q.皆さん、数々の舞台に出演されていますが、舞台の魅力とは?

三好:元々、音楽学校でクリエーターをやっていて、今もイベントの曲を編曲したりしていますが、役者を目指していたわけでもなかったこんな僕が舞台にハマったのは、音楽でいうとライブに似ているし、お笑いでいうと劇場で漫才をしているのと似ているから。舞台は演出家が止められないし、目の前にいる人間がお客さんに何かを届けるというのは、ほかでは味わえないライブ感なんですよね。今でも休みがあったら、新喜劇か音楽フェスに行きますね。

宮下:舞台は始まってしまうと最後まで役者の責任。少しでも嘘がないように作っていくのは舞台の難しいところであり、面白いところ。観に来てくださるお客さんに、「観てよかったな」「明日も頑張ろう」と思ってもらえるよう、特別な一日をプレゼントできたらと思っています。自分が心動かされた舞台は、観終わってもしばらく立てないんですよね。手の平がジンジン、全身がドキドキして、何が面白いのかも説明できない。「何が面白かったんかな。あれ、全然ドキドキが止まらへん、どうしよ」って。それが演劇の醍醐味なので、今回のお客さんにも是非体感していただきたいですね。

青山:ミュージカルで“ショーストップ”といって、拍手喝采が鳴り止まず、次のシーンに進めない状態を表す言葉があります。私たち役者にとって最高に幸せな瞬間なんですが、お客様も拍手しながらどんどん気持ちを高揚させてくださって、舞台上と客席のつながりが素晴らしい相乗効果を生むんです。舞台はお客様と一緒に作っているんだと実感しますね。

 

Q.大阪発のコメディーですが、意気込みはいかがですか?

三好:地元でこのキャストでできるのはすごく光栄なこと。実は今回、「どうしても観てほしい」と、親族全員を誘ったんです。自身の代表作と言えるよう、一生懸命、六法全書を読みます! 

青山:今回は大阪の人たちで作る大阪発の舞台。やっぱり、関西のお客様は特別で、声も拍手も大きいんです。「どこで笑ったろか!」「笑かしてくれるんやったら、笑ったるで!」みたいなね。

宮下:協力的ですよね。大阪ってブロードウェーに近いというか、ちゃんとノッてくれて、お客さんすら演者というね。アドリブでお客さんにふっても、仕込みかと思うほど受け答えがうま過ぎて、助けられることが多々あります。その感覚を味わえるのが久々なので、楽しみです。

 

Q.最後に、関西の皆様へメッセージをお願いします。

三好:登場人物6人だけの会話劇なので、稽古でしっかり積み上げて、間違いなく面白いものを届けます! どうぞ、期待して観に来てください!

青山:初対面でキャストの皆さんとこんなに話が盛り上がるのも滅多にないことです!「きっと良い作品になる」と確信しています。大阪人・青山郁代として舞台に立たせていただきます。皆さん、劇場でお待ちしています!

宮下:この記事が目に留まったのも何かのご縁なので、軽い気持ちで来てもらえたら嬉しいです。このメンバーやったら、ハマること間違いなし! 舞台が初めての方も、チケットを買って劇場に入ったらもう、こっちの世界です! 「丸尾不動産」の世界に来てみてはいかがですか?


■イベント詳細ページはこちら: https://www.ktv.jp/event/ieshare/

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