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『春になったら』が、いよいよ今夜10時に初回放送を迎える。
木梨憲武の娘役を演じる奈緒は、今作について「親子の話ではありますが、家族の話であり、大切な人や自分の身近な人間関係を大切にすることが、いかに人にとって幸せなのかを感じさせられる瞬間がたくさんある作品です。本当はずっと大切にしたいと思っていても、皆さんせわしない毎日を過ごしていく中で、忘れてしまうこともあると思います。忙しいって、心を亡くすって漢字で書くじゃないですか。“人間関係を大切にする”というのはどのようなことなのか気づいてもらえるような物語なのかなと思っています。大切な人を思い出す時間が、人生の中で数えきれないぐらい訪れることこそ、生きていてよかったって思えることなのかなって感じていて。このドラマが、皆さんの生活の中で大切な人を思い浮かべる瞬間になってくれたらいいなと思います」と語る。
頑固で破天荒で自由なお父さん役を演じる木梨は、「毎週いろいろな物語が出てくると思いますが、うちの家族はこうだとか、全く同じとか、会話しながら見て欲しい。ほぼ実年齢の役になるので、どのような親子のストーリーが展開していくのかも楽しみにしていただけたら」と話す。今作が実に24年ぶりの連続ドラマ主演となる木梨は、完成した1話をひと足早く鑑賞し、感動で目を真っ赤にしたという。先日行われた制作発表では「現場では奈緒ちゃんがムードを作ってくれるんです」と木梨が語ると、それに対して奈緒が「よく言いますよ、初対面からたくさん話して打ち解けてくださったのは木梨さんのほう。うなずいているだけで次々お話してくださって。なにも不安はいらない、気負わずお父さんのノリさんに飛び込んでいこうと思えました」と話し、2人のコンビネーションは抜群。
お互いを信頼し合う奈緒、木梨が演じる父娘役を中心に、個性豊かな周囲の人々のさまざまな思いが交差し合う『春になったら』。家族の “はじまりと終わり”を迎える春までの、笑顔と涙が凝縮されたかけがえのない3カ月の物語は、今夜10時から放送スタート。ぜひお楽しみに。