アナウンス用語番長・豊田アナウンサーの用語ざんすか?

アナウンス用語番長・豊田アナウンサーの用語ざんすか?FNSアナウンス用語統一部会に参加しているアナウンス部の用語番長(日本語番長ではなく、あくまで、KTVのアナウンス用語番長です)豊田康雄アナウンサーが、用語ハンドブックに基づいて、ニュースで使うことば、表現について、言わせてもらっても、ようござんすか?

たま駅長の死

和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の三毛猫の駅長・たまの死を伝えるニュースでは、様々な表現が使われました。「たま駅長、天国へ」「たま駅長、大往生」「たま駅長、永眠」…社長代理、ウルトラ駅長という肩書も持っていたたまは、まさに猫を超越した存在として愛されていたことを物語っています。しかし、たまの死を伝えるときにどうしても使えない表現があります。それは「たま、死亡」です。死亡については「人が死ぬこと」と多くの辞書が限定しています。つまり、動物には使わないことばなのです。FNS用語ハンドブックにも「人間の時だけ使う」と書いてあります。同じように「たま、亡くなる」も使いません…ようござんすか?