アナウンス用語番長・豊田アナウンサーの用語ざんすか?

アナウンス用語番長・豊田アナウンサーの用語ざんすか?FNSアナウンス用語統一部会に参加しているアナウンス部の用語番長(日本語番長ではなく、あくまで、KTVのアナウンス用語番長です)豊田康雄アナウンサーが、用語ハンドブックに基づいて、ニュースで使うことば、表現について、言わせてもらっても、ようござんすか?

「冬の夜を彩る光のページェント」という表現をよく使いますが、「ページェント」ってなんだろう?と、ふと考え込みました。「公共の祝祭に行う仮装行列などの催し(広辞苑)」といった意味があるそうです。
そんなことはあまり気にせず、なんとなくのイメージで横文字を受け入れるところが日本語の懐の深さですね。年末年始はメリークリスマスから謹賀新年へ、横から縦への切り替えも自在ですが、この時期に注意すべき表現もあります。クリスマスイブは本来クリスマス前日の夜、聖なる夜のことを指すので「クリスマスイブの朝」は違和感があります。
「旦」が「朝」の意味なので「元旦の夜」が矛盾するのと同じです。また「改まった年」を表す「新年」に「日や年が改まる」という意味の「明ける」を重ねる「新年明けまして」は「改まった年がまた改まりまして」となるので「新年おめでとう」や「あけましておめでとう」で十分です…ようござんすか?