主演・七海ひろきの会見レポートをお届け!「ぜひキュンとしてください!」

2022.10.17

主演・七海ひろきの会見レポートをお届け!
「ぜひキュンとしてください!」

七海ひろき
10月13日(木)、大阪・カンテレ本社で、主演を務める元宝塚歌劇団の男役スター・七海ひろきの会見が行われ、作品の見どころや撮影裏話などをたっぷり語ってくれました!

宝塚退団後は舞台出演をはじめ、声優、音楽活動など活躍の場を広げている七海ひろき。「合コンに行ったら女がいなかった話」で実写作品に初出演&初主演することが放送前から注目を集めています。
七海は「舞台はみんなと一緒に時間をかけて、お稽古して本番を迎えるのですが、ドラマは“初めまして”から時間を置かずにすぐ始まる。それに対応していくのがすごく難しかったです」と初ドラマの感想を語りました。さらに「いろいろなところからカメラが追ってくれているので、最初はどこから撮られているのかわからなかった」など舞台との違いに戸惑いもあったものの、「撮影も後半になると少しずつ慣れて、今はこっちから撮られているから角度はこうした方がいいのかな?とかわかってくるのが楽しかったです」と手応えも明かしてくれました。
七海ひろき
また、ともに男装イケメン女子を演じた瀬戸かずや、如月蓮の存在も「宝塚で一緒だった二人がいたから、安心して撮影に臨むことができました」と心強かった様子。そして「みんなイケメンで、“なんて美しい人たちなんだ!”と感激しました(笑)」という、合コン相手の男子を演じた若手注目株の俳優たち、井上想良、小西詠斗、増子敦貴(GENIC)とも「撮影の空き時間に好きなアニメやマンガの話をしながら」距離を縮めていったそうで、「初めましてなので最初は緊張していましたが、最後には(キャストの間に)絆が生まれて、思い出深い時間になりました」と振り返りました。

原作の持つ独特の世界観に惚れ込んで「この雰囲気を生かしたい」と何度も読み、ドラマオリジナルの設定とすりあわせながら、丁寧に役作りをしていったという七海は「とにかく楽しくて笑えるラブコメディー。深夜にこのドラマを見て、“楽しかった!明日もがんばろう!”と思っていただけたら。ドキドキできるシーンもいっぱいあるので、ぜひ毎週見てキュンとしてください!」と、力をこめました。
七海ひろき
質疑応答
——ドラマ初出演ということで、舞台と比べて苦労したところや、ドラマならではのやりがいを感じたところは?

舞台とは進め方が全然違っていて、舞台はみんなと一緒に時間をかけて、お稽古して本番を迎えるのですが、ドラマは“初めまして。今日からよろしくお願いします”から時間を置かずにテスト、本番が始まる。それに対応するのがすごく難しかったです。セリフも、舞台だとみんなと一緒に合わせながら覚えていくのですが、それがドラマにはないので、なかなか覚えられなくて苦労しました。 また、いろいろなところからカメラが追ってくれているので、“ここから撮られているのか”というのを最初は全然わかりませんでした(笑)。でも、撮影も後半になると少しずつ慣れて、“今はこっちから撮られているから角度はこうした方がいいのかな?”とかわかってくることが楽しかったです。

——役柄の蘇芳とご自身が重なる点、また違う点は?

蘇芳はキラキラ王子様系イケメンという設定なのですが、“この人はもしかしたらこういう風に思っているのではないか?”という察知能力がすごく高く、人のことをよく見ています。私はまったく逆で、とっても鈍感さんなので(笑)、そこがかなり違うところ。人の思いにアンテナを張っている感じの目線や動きを意識しながら演じていました。“外見やファッションが原作とそっくり”と言っていただくことも多いですが、内面は私と真逆かなと思いますね。

——どのように役作りをしましたか?

原作とは違ったドラマオリジナルの設定もあったりはしますが、やはり原作のこの独特の雰囲気はドラマに生かしたいと思ったので、何度も(原作を)読んだり、ドラマの台本と原作を読み合わせたりして、原作から少しずつドラマオリジナルの部分を広げていくような感覚を持ちながら、役を作っていきました。蘇芳の持っているキラキラ感を表現できたら、きっと見てくださる人が楽しんでくれるのではないかと思って演じました。
七海ひろき
——今回、ドラマ初主演のオファーを受けたときの感想は?

今まで映像というものをあまりやっていなかったので、オファーをいただいた時は本当に驚きました。でも、経験がないことに挑戦することで、今まで私を見たことのない人が見てくださったりすることもあると思いますし、“いろいろなことに挑戦する”というのが自分のポリシーでもあるので、“やらせていただきます!”と喜んでお受けしました。

——ドラマの撮影を終えて、俳優として学んだことは?

舞台は、すべての空間を感じながら、お客様が一緒にいることを感じながら演じる。それが舞台の好きなところでもあるのですが、ドラマは見ているひとりの方に向けて届ける。なので、テレビのサイズに合わせたお芝居を意識しました。共演した方たちに、まばたきの回数や目の動きなど、表情のすごく細かいところを気にして演じていると聞いて実践していました。

——共演者の印象をお聞かせください。

瀬戸さん、如月さんはやはりとても心強かったです。宝塚で一緒だった二人がいたから、安心して撮影に臨むことができました。瀬戸さんとはお互いに初ドラマでしたが、(瀬戸さんは)その日に撮るセリフをちゃんと頭に入れて撮影に臨んでいました。私は台本を結構ギリギリまで見ているタイプなので、瀬戸さん、すごくカッコいいなと(笑)。如月さんは宝塚時代に同じ組にいたので、やはりいるだけですごく落ち着く存在。昔からムードメーカーでもあるので、いつも場を和ませてくれていました。

——男性キャストのみなさんの印象は?

みんなイケメンで、“なんて美しい人たちなんだ!”と感激しました(笑)。初めましてのときにはやはり緊張していましたが、お互いに歩み寄りたい気持ちがすごくあって、撮影の空き時間に好きなアニメやマンガの話をしながら、だんだんお互いの空気感がほぐれていったという感じです。最後には(キャストの間に)絆が生まれて、思い出深い撮影になりました。

——視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

私にとって初めてのドラマ。そして、初めて主演を務めさせていただく作品になります。とにかく楽しくて笑えるラブコメディー。深夜にこのドラマを見て、“楽しかった!明日もがんばろう!”と思っていただけたら。ドキドキできるシーンもいっぱいあるので、ぜひ毎週見てキュンとしてください。よろしくお願いします!