カンテレドラマ「後妻業」毎週火曜よる9時

インタビュー

女優人生初のケンカシーンに全力投球で翌日は廃人。
これを見ればスカッと、火曜以降も気持ちよく過ごしていただけます!

ドラマの制作会見では“脱・薄幸な役”を宣言した木村多江さんが演じる、バリバリのキャリアウーマン・中瀬朋美。小夜子(木村佳乃)のターゲット、中瀬耕造(泉谷しげる)の次女です。宣言通り、ほぼ毎話(!?)小夜子と大バトル。しかし、思わぬところに人生のつまづきが……!? 小夜子とのケンカシーンの裏話も聞きました。

中瀬朋美はどんな人物でしょう。

快活で、さっぱりとして、負けん気が強いけど、人間臭く弱い部分もあります。どんな年齢の女性でもなにかしら問題を抱えていると思いますが、朋美も同じで、それでも前向きに生きようとしています。わたしのマネージャーがすこし朋美さん的で、こういうところ真似してみようかな、とか、ちょっと参考にしています(笑)。40代で仕事バリバリ、人に弱さを見せず生きていたけれど……、モンスター(=小夜子)に巻き込まれていく、という役どころですね。

演じる上で意識している点は?

ウェットにならないように心がけています。あとは、小夜子さんとのケンカのシーンですね。

演技でケンカのシーンは初めて、とか。

一方的に怒鳴るのはありましたが、お互いに言い合うケンカのお芝居は初めてです。エネルギーを使いますね! 佳乃ちゃんが普段から太陽のように元気なテンションだから、それに引っ張ってもらっています。普段のわたしはローテンション(笑)。だから、自分にないペース、速度、リズムで話すことに労力を使います。得意じゃないものが詰まったケンカのシーンなんですよ。佳乃ちゃんはセリフ量が多いし、長回し撮影も多いので、間違わないように!と、緊張感もすごい。いろんなところに力が入っちゃうので、ケンカシーンの撮影翌日は疲れ切って廃人になっています(笑)。

台本以外のアドリブもあるようですね。

リハーサルでやってみて、本番も入れましょう、となるんです。第一話では、佳乃ちゃんの笑いに対して、違う笑いで返しました。ちょいちょい入ってますね(笑)。アドリブを楽しむ余裕はないけれど、小夜子さんが仕掛けてくることに乗っかるもんか、という感じ。わたしはリアクション側だから、その場その場の小夜子さんにライブで応える。だから、化学反応が起きやすいんですよ。自分で思ってもみない言葉や顔が出て、このままオンエアしていいの?と(笑)。でも、今回はブサイクな顔をいっぱい出していいと自分でも決めています。ご覧のみなさんにしてみたら、子どものケンカを笑って見ちゃう感じですよね。その要素は入れていこうと思っています。二人は似た者同士だな、潜在意識ではシンパシーを感じていそうと、嫌いな人とはできないケンカの仕方にしたいと思って。体も心も面と向かって、相手の出方に全神経を張り巡らせて集中。しかも、口だけじゃなく、手も出る(笑)。

関西弁が飛び交う現場とは?

大阪出身の設定ですが、わたしは完全に標準語。ケンカしたらポロッと大阪弁が出てもいいかなと思いましたが、この役には大阪弁禁止令が出ています。大阪弁の強さに引っ張られないようにするのが難しいですね。

気になるキャラクターはいますか?

朋美としても、わたし自身も、本多さん(伊原剛志)、司郎さん(長谷川朝晴)の二人が気になります。要注意人物。“司郎さんとの日常性VS本多さんとの非現実性”、二人の間で朋美の女心はどう揺れるのか……。モラルとしては難しいけれど、苦しい時に手を差し伸べてくれ、しかも過去好きだった人となると……、想像を掻き立てられますよね。本多さんには、小夜子さんとケンカしているところは見られたくないなあ(笑)。

木村さんは騙すほうですか、騙されるほうですか。

騙されるというか、引っかかりやすいタイプです。駅のホームで手相とかで声をかけられ、電車を逃すことが以前はよくありましたね(笑)。ドラマのキャラクターで言えば、小夜子さんみたいに完璧に騙せたら気持ちいいだろうなって思いますし、逆に、小夜子さんを騙しても気持ちいいだろうなって思います。

これからの見どころと、視聴者にメッセージをお願いします。

初めは、騙される側と騙す側に分かれていますが、回を追うごとに、関係性が変わっていく。暴き、暴かれる、という構図も出てくるんです。これが予想できない展開で、原作とも終わり方がまったく違うので、演じるわたしたちも驚きました。サスペンス、恋愛、最後まで気を抜かずにエンターテインメントを楽しみ切ってください。これを見ればスカッとして、火曜以降の週後半も気持ちよく過ごしていただけると思います!

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