はんなりギロリの頼子さん

5月1日(火)

第二話

記事にした雑誌が売れたお礼として、山田(中尾暢樹)が頼子(横山由依)をランチに誘った帰り道、とある親子に出会う。京都の道が分かりにくいとぼやく娘に、頼子は京都の通りを覚えるための歌をうたい始める。その姿を見た娘は、頼子の背中に亡くなった母親の面影を重ね、ふと何かを思い出した――。

京都に転勤になり、タウン誌を担当する事になった雑誌編集者の山田優一(中尾暢樹)が、世界遺産から徒歩2分に位置するたばこ屋の看板娘・新堂頼子(横山由依)のことを記事にしてから、頼子のたばこ屋は「案内所」として連日多くの観光客が訪れるようになっていた。迷惑そうな頼子をよそに、山田は「雑誌が売れたお礼に…」と、頼子をランチに誘う。

ランチからの帰り道、頼子と山田は汗だくになりながら走ってくる男性、星野雅洋(本多力)に中学生くいらの女の子を見かけなかったかと話しかけられる。「観光でお越しになられたんですか?」と優しく話しかける山田に、雅洋は「娘とはぐれてしまい…」と疲れ切った様子を見せる。京都へは亡くなった妻の実家に娘の千佳(北村沙羅)と2人で遊びに来ていた雅洋だったが、最近は思春期の娘との関係に悩んでいた。そんな話を聞いていた山田は、雅洋の手を引き、千佳を一緒に探すと言い出して、そのまま行ってしまう。

近所の通りを歩いていた頼子は、定食屋の前で、髪を後ろで縛り赤いリュックを背負って立っているひとりの少女に目が留まる。さっき雅洋に聞いた特徴から、その子が千佳だと分かった頼子は、「あなたのこと捜してるよ、お父さん」と話しかける。不機嫌そうな顔で頼子のことを見る千佳だったが、京都の道が同じような道ばかりで分かりにくいとぼやき始めたり、父親への不満を言い出しツンツンしている千佳を見て、頼子は「まるで昔の自分を見ているようだ」と思わず笑ってしまう。

次第に頼子に心を開いていく千佳。「絶対道に迷わない呪文、教えてあげようか?」と言い、「まるたけえびすにおしおいけ あねさんろっかくたこにしき…」と京都の通りを覚えるための歌をうたい始める頼子の背中に、千佳はふと、亡くなった母親の面影を重ね、何かを思い出す。そんな千佳のもとへ、父の雅洋が汗だくになりながら走ってきて…。

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