Story
ストーリー
「都知事になってください」「私はあなたに賭けたい」。
都知事選への出馬を茉莉(黒木華)に突然懇願され、戸惑うばかりのあかり(野呂佳代)。
ほかに適任者がいるはずだと断るが、茉莉は一歩も引こうとしない。
茉莉には思惑があった。
最大与党・民政党の幹事長として絶大な影響力を持つ父・鷹臣(坂東彌十郎)から絶縁され、あらゆる後ろ盾を失った今、自分が政界に戻る方法はただひとつ。
あかりを選挙に勝たせて都知事に押し上げ、自分を副知事に指名してもらうしかない——。
「誰でもいいわけでもない」「あなたなんです」とまっすぐに思いをぶつけてくる茉莉に心を揺さぶられながらも、あかりはスナック『とし子』を辞めるわけにはいかないと出馬を固辞。
それでもなお食い下がる茉莉を、とある場所で暮らす先代のママ・鴨井とし子(木野花)のもとに連れて行く。
そして、とし子の店であかりが働くことになった10年前のいきさつを打ち明けて…。
同じころ、民政党の内部では、都知事選をめぐる激しい攻防が始まっていた。鷹臣が子飼いの流星(松下洸平)の擁立に向けて裏で着々と準備を進めるなか、反発する都連の議員らは独自の候補者選びに動き出していた。
そんな折、茉莉は鷹臣の秘書・雫石(山口馬木也)に呼び出され、鷹臣からの伝言を告げられる。
それは、自分を裏切った娘に父が突きつけた、冷酷な“最後通告”で…。
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