関西テレビイベント

ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展

【日程】
2021年1月30日(土)~ 3月28日(日)
【会場】
あべのハルカス美術館

開催内容

ヨーロッパの宝石箱、珠玉のコレクション

世界で唯一、侯爵家(君主)が国名となっているリヒテンシュタイン。スイスとオーストリアにはさまれた小国ながら世界でも屈指の規模を誇る個人コレクションを有し、その華麗さが宝石箱にもたとえられ世界の注目を集めています。
本展では、ルーベンスやクラーナハ(父)、ヤン・ブリューゲル(父)を含む侯爵家秘蔵の油彩画と、東洋と西洋の交流の歴史を示す陶磁器など、合わせて126点を展示します。
宮廷空間を優美に飾った、絵画と陶磁器の共演をお楽しみください。

展覧会の構成

第1章 リヒテンシュタイン侯爵家の歴史と貴族の生活

リヒテンシュタイン侯国は、世界で唯一、国名に家名を冠する国です。リヒテンシュタイン侯爵家は代々、オーストリアの名門貴族として、神聖ローマ帝国を治めたハプスブルク家に仕えてきました。本章では、その歴史の担い手となった侯爵家の人々の肖像画と、彼らが過ごした華やかな宮廷生活の雰囲気を伝える絵画をご紹介します。

ヨーゼフ・ノイゲバウアー 《リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像》 1861年

第2章 宗教画

キリスト教が根付いたヨーロッパでは、人々に聖書の内容を伝え、信仰心を呼び起こすために宗教画が描かれ、それが造形的伝統の基礎を築いてきました。他の貴族同様、リヒテンシュタイン侯爵家も多くの宗教画を収集していますが、そこには、ドイツのクラーナハ(父)をはじめとする16世紀の北方ルネサンス絵画、フランドル(現在のベルギーにあたる地域)のルーベンスに代表される17世紀のバロック絵画に加え、イタリアのルネサンス絵画、バロック絵画等も含まれています。本章では、時代や地域ごとに多様な表現をみせ、主題も旧約聖書や新約聖書の場面、特に人気を博した聖母子像や聖人の姿など多岐にわたる宗教画の作品群をご紹介します。

ペーテル・パウル・ルーベンス 《聖母を花で飾る聖アンナ》 1609 - 10年頃

ルーカス・クラーナハ(父) 《聖バルバラ》 1520年以降

第3章 神話画・歴史画

古典古代の芸術の復興が目指されたルネサンス期以降、ギリシャやローマの神話主題が、宗教画と並んで数多く描かれるようになりました。19世紀になると、絵画を磁器に複製して描くことが流行しますが、その際にも神話画が原画として人気を博しました。本章では、当代の人気画家たちによる神話画と名画が絵付けされた磁器を合わせてご覧いただきます。

ペーテル・パウル・ルーベンスと工房 《ペルセウスとアンドロメダ》 1622年以降

ウィーン窯・帝国磁器製作所 モーリッツ・ミヒャエル・ダフィンガー 原画:ロッソ・フィオレンティーノ 《絵皿「リュートを弾くクピド」》 1806年頃

第4章 磁器—西洋と東洋の出会い

15世紀よりヨーロッパに輸出された東洋の磁器は、その白く硬い素地の美しさが称えられ大変珍重されました。17世紀半ばまでは中国製が主流でしたが、明末清初の混乱で輸出が止まり、その間需要に応えたのが日本の有田焼でした。また、アジアで作られ輸出されたのちヨーロッパで金属装飾を施された磁器は現地の人々の好みや生活様式に合わせた造りに生まれ変わっています。これらはまさに東西文化の交流を体現する品といえるでしょう。

日本・有田窯 金属装飾:イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト 《青磁色絵鳳凰雲文金具付蓋物》 磁器:1690 - 1710年代 金属装飾:1775 - 85年

第5章 ウィーンの磁器製作所

18世紀に入ると、ヨーロッパでも質の高い磁器の生産がはじまります。1718年に開業したウィーン磁器製作所は、リヒテンシュタイン侯爵家の夏の離宮のほど近くに位置していました。1784年から所長を務めたコンラート・ゼーゲル・フォン・ゾルゲンタールの下、さらなる発展を遂げたウィーン磁器の絵付けの質の高さは、当時のヨーロッパでも随一となります。リヒテンシュタイン侯爵家のコレクションには、特に華やかで技巧を凝らした作品が収蔵されています。

ウィーン窯(デュ・パキエ時代) 《カップと受皿(トランブルーズ)》 1725年頃

第6章 風景画

16-17世紀のフランドルでは、商業により豊かになった市民が新たな絵画の購買層となり、その趣味に応えるべく絵画のジャンルが多様化していきます。風景画もそこで新たに成立したジャンルのひとつであり、それまで宗教画や神話画の背景として描かれてきた風景が主題として描かれるようになりました。また、19 世紀前半のドイツ、オーストリアのビーダーマイヤー期の画家たちが、アルプスの山岳風景を地誌的な正確さをもって描いた作品はアルプスに抱かれた領地を有する侯爵家にとって特別な意味を持つものといえるでしょう。

ヤン・ブリューゲル(父) 《市場への道》 1604年

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 《イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望》 1840年

第7章 花の静物画

花の静物画もまた、16-17世紀にかけて発展した絵画ジャンルのひとつです。こうした作品では、注文主の要望を満たすべく本来別々の時期に咲く花が同時に描かれ、枯れることのない豪奢な花束が作り上げられました。19世紀前半のビーダーマイヤー期の画家たちがこの伝統を引き継ぎ、花の静物画の人気が高まりますが、その背景には植物学に傾倒し「花の皇帝」と呼ばれたオーストリア皇帝フランツ1世に代表されるような、ウィーンにおける珍しい植物への関心の高まりがありました。リヒテンシュタイン侯爵家コレクションには、細密描写に優れたヴァルトミュラーらの油彩画に加え、輝くような色彩で花々が写実的に描かれた華麗な磁器の数々が収蔵されています。

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 《磁器の花瓶の花、燭台、銀器》 1839年

ウィーン窯・帝国磁器製作所 ヨーゼフ・ガイアー 《金地花文クラテル形大花瓶》 1828年頃

開催スケジュール

日程

2021年1月30日(土)~3月28日(日)
火~金 10:00~20:00、月土日祝 10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日:未定

会場

大阪 あべのハルカス美術館

料金

一般 大高生 中小生
当日券 1,500円 1,100円 500円
前売券・団体 1,300円 900円 300円

※未就学児無料
※前売券は、11月21日(土)~1月29日(金)まで販売。
※団体は15名様以上
※障がい者手帳をお持ちの方は美術館チケットカウンターで購入されたご本人と付き添いの方1名様まで当日料金の半額

チケット発売日

11月21日(土)10:00~

プレイガイド

ローソンチケット

Lコード:53549

ローソン各店舗、ミニストップ各店舗

チケットぴあ

Pコード:685-414

ぴあ各店舗、セブン-イレブン各店舗

イープラス

ファミリーマート各店舗

セブンチケット

セブン-イレブン各店舗

CNプレイガイド

ファミリーマート各店舗

あべのハルカス美術館ミュージアムショップ(美術館開館日のみ)

近鉄駅営業所、近畿日本ツーリストグループの店舗(一部店舗を除く)

阪神プレイガイド(梅田)、チケットポート(三宮・なんば・梅田)

お問い合わせ

あべのハルカス美術館

TEL:06-4399-9050

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