番組内容

元大阪地検トップの性被害を告発し追い込まれた女性検事 辞職の瞬間に独自取材 検察の構造的課題と理念の実態を問う

2026年4月30日。
性被害を訴えた大阪地検の女性検事・ひかりさん(仮名)が、辞表を提出した。「やっぱり悔しくて、悔しくて本当に…何で私がやめなきゃいけないの?」
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
ひかりさんは、大阪地検のトップだった元検事正・北川健太郎被告から“酒に酔って抵抗できない状態で性的暴行を受けた”と訴えている。
北川被告は起訴され、裁判で一度は性加害を認めたものの、その後「同意があったと思っていた」と無罪を主張している。

事件により、ひかりさんは心に深い傷を負い、PTSDだと診断された。さらに、“検察組織から突き放される”現実にも直面する。被害者であることが周囲に知られる状況に置かれたうえ、批判的な発言を控えるよう求めるメールが代理人に届くなど、検察組織の中で孤立を深めていった。

夫も初めて取材に応じた。「早く事件が終わって、治療をして、回復してほしい。正直、全部に腹が立つ」と憤りを隠せない。
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
ひかりさんは実家を訪れ、涙ながらに両親へ天職だと思っていた検事の仕事を辞職することを伝える。その時、父親は被告への強い怒りをにじませた。
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
「助けてってずっと言い続けているのに。私はたくさんの被害者を助けてきたのに——私を助けてくれないんだよね。あそこは、あの組織は——」
現職検事から一転、自ら被害者となったひかりさん。そのとき、彼女が目の当たりにした検察組織の現実とは何なのか。
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
独自取材「女性検事の告発」性被害と壊れた権力の内側
独自取材を通して、検察が抱える構造的課題の実態を問いかける。