第8話が、本日9月1日(月)よる10時から放送される。
第7話では「先生と恋は罪か?」をテーマに、精神的に不安定な母親に悩む保健室登校の高校2年・島田聖菜(北里琉)と生徒から人気の数学教師・巌谷光三郎(淵上泰史)の関係が描かれた。
SNSでは「毎回、終わり方が新しい感覚…余韻に浸りながら、色々と考えるきっかけになる」「スーパーマンが現れてすべてまるっと解決!とならないのが本当にリアル」「法云々を超えて現実的な落とし所を見つけて、その痛みに寄り添う作りなのがいい」「“生徒の幸せ“を一番として道を模索していく姿に毎回とても救いを感じる」「健治と珠々、互いへの“好き”の想(おも)いがピュアで初々しくて見ているこちらまでときめいてしまう」といったさまざまな意見が届いた。
本日よる10時より放送される第8話では、珠々(堀田真由)が高3の元議長団・北原(中野有紗)の様子がおかしいことに気づき、心配しているところに、北原の父親を名乗る人物から娘に会わせてほしいと学校に電話が入る。北原の両親は以前からケンカが絶えず、父が母を侮辱することに北原は耐えられなくなり、父から離れて母と妹の3人で暮らしていたのだ。そんな状況に納得がいかず文化祭に乗り込んできた別居中の父親に対し、18歳を迎えて“大人”となり、親の同意なしに自分の意志で様々な契約が可能となった北原はあることを決断する。
そんな第8話のテーマは「18歳、大人ってなに?」
2022年から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、高校3年生は“大人”と“子ども”が同じ教室にいることに。さまざまな自己決定権が尊重されるようになったと同時に、責任を負う立場にもなった彼女たち。
親の離婚に悩みながらも、8話で18歳の誕生日を迎える元・議長団の北原かえでを演じるのは、映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭のレッドカーペットに立ち、7月4日に公開された映画『この夏の星を見る』にも出演している中野有紗。連ドラ初出演ながら存在感を示す中野からコメントが届いた。
中野有紗 コメント
演じる北原は第8話の中で18歳の誕生日を迎え、高校3年生で突然大人の仲間入りをします。自身や家族に対するいろいろな重圧や不安、責任が一気にのしかかってきて、すごく葛藤しているのだろうと思いながら演じました。大人になることで選択肢が増え、決断を迫られますが、選択を間違えることができないがために慎重さが求められる難しい立場だと思います。1話での学校を訴えるようなクールで強い女の子の印象は、彼女の家庭環境があっての言動でした。成年年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、私自身は自分で何かを決められる権利を認められることに対してのワクワク感よりも、一種の怖さ、大人の世界に足を踏み入れる不安の方が強かったです。そんな思いがあったので、北原の心の迷い、葛藤を理解できたのかなと思います。
8話で北原は別居中の父親からの抑圧に対して、考え、悩み、18歳になって初めての大きな決断をします。その姿を温かく見守っていただけたら幸いです。磯村さん演じる健治さんとパンケーキを食べに行くシーンでは、初めて大人に対して自分の胸の内を打ち明けました。北原と同じように迷いを抱えながら大人になった健治さんだからこそ、話せたのだろうと想像しています。強さだけじゃない、北原のいい意味での弱さや繊細さ、人間性に注目してもらいたいです。
また、第8話のゲストとして、確かな演技力で幅広い作品に彩りを加える実力派俳優の神尾佑が北原かえでの父を演じ母を安藤裕子、妹を稲垣来泉が演じる。
複雑な家庭状況を映し出す繊細な演技にぜひご注目いただきたい。
